北海道旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部
北吉原駅H25北海道白老郡白老町字北吉原728番地
苫小牧駅管理の無人駅
日本製紙(旧大昭和製紙)白老工場の前に設置されている、同工場への通勤に便利な駅です。といっても最近は工場への通勤目的利用よりも近隣住宅地から苫小牧や室蘭方向への用務客のための駅といった感じの駅です。
令和4(2022)年10月訪問時の様子です
※画像調整中です
平成29(2017)年12月訪問時の様子です
令和元(2019)年9月より解体が開始された旧駅舎の様子です。道内初の橋上駅舎は後方に立地する製紙工場の従業者が利用することを主目的に当時の大昭和製紙株式会社(現・日本製紙株式会社)が請願・資金提供して設置された際の建物でした。
国道36号線に面した住宅・海側の駅舎です。
使用できるのか確認していませんが、タウンサイド側駅前広場にはトイレがあります。
タウンサイドの外の様子です。飲食店も適度にあるようです。
こちらはファクトリー(工場)サイドです。この建物は線路の左右どちら側も同じデザインになっています。よく見るとロボットにもフクロウにも見えなくも無いモダンなデザインなのが凄いところ。両側の羽っぽいデザインは階段になっているから面白いです。
ファクトリーサイドの外の様子です。こちらは日本製紙の工場が広がっています。
当駅は1965年に当時の大昭和製紙が全額負担して設置された請願駅で、計画が比較的新しいことから新しい試みとして北海道内では初の橋上駅舎となっています。駅名は全額負担をした大昭和製紙(現日本製紙)の工場がある静岡県の吉原駅の北海道版ということなので「北吉原」と名付けられました。設置経緯が特定企業からの請願駅なので、通勤に不便な時間帯は普通列車ですら通過する設定があったにもかかわらず、出退勤時にあわせて急行列車が停車していたという奇妙な歴史を持ち合わせています。
橋上駅舎だったことからこんな感じで通過列車の撮影も意外と迫力がありました。
しかし老朽化が進み、さらに無人化されたこともあって鉄筋コンクリート造りの駅舎は腐食が進んでいて、旧ラッチ内階段は補修すら行われず使用停止されていました。逆に無人駅化したお陰で旧改札階を経由することなくホームへアクセスすることが出来るようになっていました。
橋上駅舎の内部へ入ると有人駅時代を色濃く残していました。旧窓口は板で塞がれていて、乗車券類の購入は白老駅を案内していました。
ホームには〇番線といった番線表示はありませんが、駅舎内の構内図にはタウンサイドの東室蘭方面を1番線、ファクトリーサイドの白老・苫小牧方面を2番線と定義しています。
建物内の出口案内に「大昭和製紙」の文字が…
愛煙家の皆さん、気をつけてくださいね。
これに気付く人って居るんですかねぇ。そもそも故障=鳴らないってことでしょ?!もしくは鳴りっぱなしでやかましいときもってことなのかな?
あ~これはやめましょうよ。コンクリート腐食を進行させる原因にもなりますし。。。
階段の支柱となっているコンクリート壁面には風通しをよくするためなのか、穴が開けられていました。
構内は2面2線です。現在は優等列車は停車せず普通列車のみが停車しています。
上り:竹浦駅H262.8km
下り:萩野駅H242.1km
※訪問日:2017年12月24日,2022年10月22日
令和4(2022)年10月訪問時の様子です
※画像調整中です
平成29(2017)年12月訪問時の様子です
令和元(2019)年9月より解体が開始された旧駅舎の様子です。道内初の橋上駅舎は後方に立地する製紙工場の従業者が利用することを主目的に当時の大昭和製紙株式会社(現・日本製紙株式会社)が請願・資金提供して設置された際の建物でした。
国道36号線に面した住宅・海側の駅舎です。
使用できるのか確認していませんが、タウンサイド側駅前広場にはトイレがあります。
タウンサイドの外の様子です。飲食店も適度にあるようです。
こちらはファクトリー(工場)サイドです。この建物は線路の左右どちら側も同じデザインになっています。よく見るとロボットにもフクロウにも見えなくも無いモダンなデザインなのが凄いところ。両側の羽っぽいデザインは階段になっているから面白いです。
ファクトリーサイドの外の様子です。こちらは日本製紙の工場が広がっています。
当駅は1965年に当時の大昭和製紙が全額負担して設置された請願駅で、計画が比較的新しいことから新しい試みとして北海道内では初の橋上駅舎となっています。駅名は全額負担をした大昭和製紙(現日本製紙)の工場がある静岡県の吉原駅の北海道版ということなので「北吉原」と名付けられました。設置経緯が特定企業からの請願駅なので、通勤に不便な時間帯は普通列車ですら通過する設定があったにもかかわらず、出退勤時にあわせて急行列車が停車していたという奇妙な歴史を持ち合わせています。
橋上駅舎だったことからこんな感じで通過列車の撮影も意外と迫力がありました。
しかし老朽化が進み、さらに無人化されたこともあって鉄筋コンクリート造りの駅舎は腐食が進んでいて、旧ラッチ内階段は補修すら行われず使用停止されていました。逆に無人駅化したお陰で旧改札階を経由することなくホームへアクセスすることが出来るようになっていました。
橋上駅舎の内部へ入ると有人駅時代を色濃く残していました。旧窓口は板で塞がれていて、乗車券類の購入は白老駅を案内していました。
ホームには〇番線といった番線表示はありませんが、駅舎内の構内図にはタウンサイドの東室蘭方面を1番線、ファクトリーサイドの白老・苫小牧方面を2番線と定義しています。
建物内の出口案内に「大昭和製紙」の文字が…
愛煙家の皆さん、気をつけてくださいね。
これに気付く人って居るんですかねぇ。そもそも故障=鳴らないってことでしょ?!もしくは鳴りっぱなしでやかましいときもってことなのかな?
あ~これはやめましょうよ。コンクリート腐食を進行させる原因にもなりますし。。。
階段の支柱となっているコンクリート壁面には風通しをよくするためなのか、穴が開けられていました。
構内は2面2線です。現在は優等列車は停車せず普通列車のみが停車しています。
<当駅→荻野駅間の踏切施設>隣の駅@室蘭線
・(105k700m)当駅105.7km
・(105k811m)日本製紙正門通り踏切
・(107k531m)萩野12間線踏切
・(107k810m)萩野駅107.8km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:竹浦駅H262.8km
下り:萩野駅H242.1km
※訪問日:2017年12月24日,2022年10月22日