四国旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部
高知商業前駅K04高知県高知市長尾山町
高知駅管理の無人駅
陸橋の下に駅を造るという節約手法の駅です。このお陰で当駅には駅構内に雨除けの屋根を設ける必要がありません。予讃線讃岐塩屋駅も同様の造りですな。
出入り口にはご覧のような看板があり、一応駅であることをアピールしています。
当駅には朝倉駅方の踏切の脇に出入り口がもうひとつあり、こちらにはJR四国様式のしっかりとした駅名看板が据え付けられています。
当駅は1986年に仮乗降場として開業し、翌年に駅へ昇格、現在に至っています。1986年は元ヤクルトスワローズの岡林洋一投手が卒業した年で、それ以降の有名どころだと元阪神タイガースの藤川球児投手がいますな。といっても彼らが当駅を使って通学をしていたかは疑問で、、、。
陸橋から高知駅方を見た図です。
駅構内の広告看板に書かれている周辺図です。これを見ると当駅が土佐電の鏡川橋電停にも程近いことがわかります。
ホームはカーブ上に設けられていることがわかります。利用客が見込める学校の近く、また屋根を付けなくて済む陸橋の真下という好立地に駅を設けなければならなかった事情が透けて見える苦心の設置。よって当駅に到着する車両とホームとではこれだけ広い箇所が出てしまいます。
そもそもホームと列車との幅というよりもホームかさ上げ不足のよる段差の方が問題な気がします。。。
ホーム上には自動券売機と飲料自販機が設けられています。高知エリアでは交通系ICカードでの列車利用はできませんが、それでもJR四国は高松付近でICOCAを導入している会社。それなら構内飲料自販機で使えるICカードはもちろん、、、
…Id,楽天Edy,nanaco,waon・・・あれ?ICOCAやSuicaは使えないのか。。。
そんな当駅の構内は単線上の1面1線。普通列車のみが停車します。列車が近づいたら近隣の踏切が鳴動するのでよくわかりますよ。