北海道旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部千歳駅
栗山駅■北海道夕張郡栗山町錦4丁目
追分駅管理の簡易委託駅(委託先:栗山観光協会)
平成12(2000)年に完成した複合施設の中に設けられた駅です。
当駅は古くから室蘭線と夕張鉄道線が交差する交通の要衝でしたが、夕鉄が廃止された現在もバスと鉄道が交わる要衝であることには変わりはありません。室蘭線の他に岩見沢駅、三川駅、夕張駅、札幌駅、新さっぽろ駅を結ぶ路線バスが発着しています。
駅舎に入るときっぷ売場と1番線ホームへ通じる出入口があります。
このきっぷ売場、JR線だけではなくバス関係も発売しています。JR北海道のわがまちご当地入場券の公式サイトにはこの入場券の発売時間は8時から16時までとなっていますが、窓口そのものは平日だけですが18時まで開いているようです。
当駅は建物を2000年に改築した際に従来の跨線橋を撤去し、建物付随の跨線橋を設置したのですが、この事情を知らないと岩見沢方面行きホームへ向かう際に少し難儀します。
窓口至近の1番線ホーム出入口から視線を右に向けると「↑のりば 岩見沢方面」と書かれたJR北海道様式の看板が見えます。これに従って歩けば確かに岩見沢方面行きホームがある2番線へ行けるのですが、これが意外と距離がありまして…。
矢印の方向へ誘導されて進むとこのような跨線橋を通ります。
その跨線橋からの構内の眺めがこれ。
階段を降りるとこのような屋根付き通路に出ます。この屋根付き通路側には…
裏口的な出入口が設けられています。こちら側は駅前通り側とは異なり住宅地が広がっています。栗山町民球場はこちら側にありますが、徒歩でのアクセスの場合は正面口からの方が楽に行けます。
なお北海道日本ハムファイターズの栗山英樹さんのご自宅兼野球場である「栗の樹ファーム」は市民球場とは別個で当駅からは徒歩凡そ30分です(タクシー利用が便利です)。場所等は皆さんでお調べいただくことをオススメしますが、ファイターズファン以外でもかなり楽しめるので野球が好きな人はぜひ行ってみることをお勧めします。
そのほかにも栗山町内には見どころが意外とあります。自転車を借りて散策するのもいいかもしれません。
ホーム側から見た駅舎の様子です。異彩を放つ円柱形の構造物はらせん階段のスペースです。
構内は2面2線。当駅から由仁駅方向へは複線、当駅から岩見沢駅までは単線となっています。
訪問時は時間が無く、それでも空腹だったためとても魅力的に見えた看板…今度訪問の際はぜひ「くりやまコロッケ」を食したいものです。
<当駅→栗丘駅間の踏切施設>隣の駅@室蘭線
・(191k510m)当駅191.5km
・(195k284m)栗丘構内通り踏切
・(195k680m)栗丘駅195.7km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:由仁駅■5.1km
下り:栗丘駅■4.2km
※訪問日:2017年7月29日,2017年12月24日など
JR北海道わがまちご当地入場券購入日:2017年7月29日(No.0326)