北海道旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部
倶知安駅S23北海道虻田郡倶知安町北3条西4丁目3番
駅長所在の直営駅
長万部駅～小樽駅間の通称「山線」区間の中にあって余市駅と並んで規模の大きい直営の中間駅です。函館線の列車の殆どは当駅で系統が分割されていて、乗換が発生することが多いです。
観光客が多いことと、さらに後志振興局の中心地と言うこともあり、駅前はご覧のとおり賑わっています。
当駅にはバスが2社乗り入れていて、会社ごとに左右別個に乗り場が設定されていますが、ニセコバス側は「ニセコバスのりば（Niseko bus stop）」、道南バス側は「道南バスターミナル（Donan Bus Terminal）」となっています。
タクシーが常駐し、小樽・岩内方面や京極方面へのバスが発着しています。札幌行きの中央バスは当駅から徒歩数分の倶知安十字街バス停から発着しています。
2030年度末に北海道新幹線の駅がここに設置されるとのことで、駅前にはそれを周知するモニュメントが設置されています。ところが2018年4月訪問時点では新幹線工事の着工を確認できる様子は駅周辺では見当たりません。
改札口の様子です。長万部駅～小樽駅間の函館線駅では余市駅と並びみどりの窓口が設けられている社員配置の駅です。余市駅と異なり当駅はJR北海道の中でも異例の早朝営業（5時00分営業開始）で、終業も21時40分と遅くまで営業をしています。これだけ長いと、当駅出発列車は営業時間外には無く、到着列車は夜間の2本が車内精算になる以外は全て対応できることになっています。
倶知安町のわがまちご当地入場券とキハ183-0系記念入場券は当駅のみどりの窓口で発売していました。
旧1番線ホームにはこのような顔ハメ看板があります。
跨線橋から見た構内の様子です。1番線ホーム側の線路が撤去されていることがわかります。1986年に廃止された旧国鉄胆振線列車が発着していた名残りのようです。
ホームにはかつて蕎麦屋さんが出店されていましたが2010年に撤退し、その後建物も撤去され、待合いスペースが設置されています。
構内は単線上の1面2線で、その他に旧1番線と2番線の間に中線が残っています。また、駅の小沢駅方に留置線があり、夜間停泊車両の留置に使われています。
名所案内には「スキーの町・くっちゃん」の文字があります。
以前訪問の様子
駅番号付与以前の駅名標です。
2018年訪問時と同じ建物の駅舎ですが、このときは少しは商売熱心だったのか、出入口の頭上には商品の広告看板が掲示されていました。
その後、新幹線計画が具体化し、当駅が停車駅に指定されると新幹線アピールの看板が設置されましたが、それでも着工前なので、、、
ホームにはこの手のローカル駅には珍しく蕎麦屋さんが出店していましたが、2010年に閉店しています。
ところで当駅がある倶知安町は後志総合振興局（元の後志支庁）に属しています。この後志総合振興局舎があるのは経済の中心地で観光地としても有名な小樽市を差し置いて倶知安町にあります。当駅はその最寄り駅でもあります。
近年は外国の方が当地をとても気に入って観光訪問どころか定住してくれていることもあり、通年で外国人が目立ちます。だからなのか、山線内を行き来するワンマン気動車の自動放送にはすべて英語放送も追加されています（キハ201系どころかキハ40系の自動放送にも英語放送がありました）。
＜当駅→小沢駅間の踏切施設＞隣の駅＠函館線
・（193k710m）当駅193.3km
・（193k992m）北3条踏切
・（194k575m）苗圃踏切
・（未確認）北4線踏切
・（204k040m）小沢駅203.6km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り：比羅夫駅S246.7km
下り：小沢駅S2210.3km
隣の駅＠北海道新幹線（建設事業中）
上り：長万部駅■54.4km
下り：新小樽駅■38.0km
※訪問日：2002年3月2日,2007年1月13日,2018年4月15日
JR北海道わがまちご当地入場券購入日：2018年4月15日（No.4310）
キハ183-0系入場券購入日：2018年4月15日（No.1370）
北の４０入場券購入日：201?年?月?日（No.確認中）
JR北海道北の大地の入場券購入日：2020年8月16日（No.1429）
