北海道旅客鉄道株式会社 旭川支社北見地区
丸瀬布駅A48北海道紋別郡遠軽町丸瀬布水谷町
遠軽駅管理の無人駅
令和2（2020）年5月訪問時の様子です
丸瀬布生涯学習館がある駅です。一見するとこの建物が駅舎なのかと思いきや、、、
JR丸瀬布駅としてはここが駅の通路となっています。
駅構内から見た通路の様子はこちら。画像に写りこんでいる建物の部分は生涯学習館内にある待合室部分です。JRの設備ではないものの、実質的にJR線利用者の待合室として機能しています。
駅前の様子です。徒歩5分弱で国道333号に出て、セイコーマート丸瀬布店もあります。
生涯学習館内の共有スペースです。JR謹製の運賃表と時刻表が掲出されていて、実質的にここが当駅の待合室となっています。生涯学習館がクローズしてもこの待合室への出入りはできます。
時刻表と運賃表です。札幌行が19時台に、網走行が20時台に1本ずつ特急が設定されています。以前はオホーツク1号と大雪4号が通過していましたが、現在は全列車が停車します。
構内の様子です。林業で栄えた旧丸瀬布町の中心駅であった当駅。貨物の取り扱いがあったころを偲ぶことができる側線の多さ。
かつては武利意森林鉄道が乗り入れていて、木材や物資輸送の中継点として多くの側線を抱えていたようです。ホーム上の反応信号機の雪囲いが降雪の厳しさを物語っています。
ホーム上には待合室が設けられていて、JR的にはこの建物が待合室であるということなのでしょう。
JR設置の名所案内です。丸瀬布温泉とSLをアピールしています。
こちらは丸瀬布町設置の観光案内看板です。丸瀬布町は2005年に遠軽町と合併して現在に至っています。
構内は単線上の1面2線となっています。
平成13（2001）年1月訪問時の様子です
駅番号付与以前、2001年の駅名標です。上り方の隣駅表示が現在廃止となっている下白滝駅になっています。
遠軽町（旧丸瀬布町）の生涯学習館がある駅です。↑を見る限り、駅っぽくありませんが…
建物はあくまでも生涯学習館であって、駅の出入口はその建物の右側となっていて、生涯学習館のドアが開かないときはこちら側を通ってホームへ向かうことになります。だからなのか、「丸瀬布駅」と書かれた看板が建物の脇にひっそりと掲出されています。
丸瀬布町（現在は遠軽町の一部）は林業の町として有名で、町の主力産業である林業アピールするために町が駅前の土地を買い上げて町民の建物（丸瀬布町生涯学習館）を建築。「町が管理する建物に待ち合わせスペースがあり、その場所にJRが時刻表を掲出させてもらってる」というのが正しいようです。
なので当駅のJRが設置した待合室は駅舎（と呼ばれている建物）ではなくプラットホームに設置されています。さらに「丸瀬布町生涯学習館」には「JR丸瀬布駅」の掲示が一切されておらず、ホームに向かう屋外通路に申し訳程度にJR様式の看板があるだけ。。。
このような駅でも実は特急列車が停車します。丸太輸送が活発であった頃の名残りで構内はとても広いです。
また、「SLと昆虫のまち」も標榜していて、当駅からタクシー等で15分程度の「丸瀬布森林公園いこいの森」でSL列車に乗車体験が出来ます。また、いこいの森に隣接している「丸瀬布温泉やまびこ」は露天風呂もありとても快適でした。
町営バスも運行しているので列車利用者も気軽にアクセスが出来ます。
また、「SLと昆虫のまち」も標榜していて、当駅からタクシー等で15分程度の「丸瀬布森林公園いこいの森」でSL列車に乗車体験が出来ます。また、いこいの森に隣接している「丸瀬布温泉やまびこ」は露天風呂もありとても快適でした。
町営バスも運行しているので列車利用者も気軽にアクセスが出来ます。
構内は単線上の1面2線。普通列車の他に特別快速「きたみ」と一部の特急が停車します。
＜当駅→瀬戸瀬駅間の踏切施設＞隣の駅＠石北線
・（102k260m）当駅101.9km
・（102k417m）泉の沢踏切
・（102k930m）墓地踏切
・（103k328m）6号線踏切
・（103k613m）畜産センター踏切
・（m）名称未確認･踏切
・（104k705m）岡崎踏切
・（104k800m）伊奈牛駅104.8km
・（106k540m）広尾川踏切
・（km）名称未確認･踏切
・（107k540m）共栄踏切
・（未確認）竹中踏切
・（未確認）名称未確認･踏切
・（109k295m）移民踏切
・（未確認）（詳細不明）踏切
・（109k700m）瀬戸瀬駅109.7km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
※訪問日：2001年1月17日,2020年5月,2022年10月21日
