東日本旅客鉄道株式会社 首都圏本部
目黒駅JY22東京都品川区上大崎二丁目16番9号
駅長所在の直営駅
🆋Suica(首都圏エリア)の駅・東京都区内の駅・東京山手線内の駅
「目黒」を名乗っていますが、当駅があるのは品川区上大崎。東京都目黒区は東横線中目黒付近から自由が丘付近と東急目黒線の一部沿線を囲んだ住宅街のことで、当駅は微妙に目黒区には入っていません。当駅が権之助坂の上という目黒区からしたらとても不便な位置にある理由は目黒区の公式サイト内に詳細が掲載されています。
(抜粋引用)このウェブサイトによれば、当初は目黒川沿いの雅叙園の下あたりに当駅を設置するようだったそうですが、煤煙などの影響を嫌った当時の人たちの大規模な反対によって現在地に設置したということのようです。
>地元の農民は、煙や振動が農作物に及ぼす影響を心配して、
>のぼりを立てねじりはち巻きのデモ行進までやって、
>駅を現在の権之助坂上に追い上げたという
ちなみに山手線は目黒区そのものに全く掛かっていないのかというと、そういうわけでもなく、山手線の内側にあるウエスティンホテル東京とその付近は目黒区三田一丁目となっていて、線路も目黒区内を通過しています(隣接している恵比寿ガーデンプレイスは渋谷区恵比寿四丁目)。
こちらは東口の駅舎建物。「サンメグロ」のロゴが掲げられていますが、現在はアトレ目黒として営業をしています。
こちら側の改札口はホームの大崎寄りにある地下への通路からアクセスができる改札口で、東急・都営・東京メトロの目黒駅へはこちらの改札が断然便利なのですが、通路がそれほど広くなくラッシュ時間帯は利用者で溢れかえることも・・・。
構内のホームは貨物線込みの複々線上の1面2線で、貨物線側は電車線よりも1段さがったところにホーム無しで敷設されています。そのことから湘南新宿ラインや埼京線といった列車群は停車できません。山手線ホームにはホームドアが設置されています。
2020年の様子
地下改札口を擁する「JR東急目黒ビル」です。この建物はJRと東急が共同で開発した建物となっています。なので東急系が運営するスーパーマーケット・プレッセとJR系が運営するアトレが同居しています。
西口側の様子です。「サンメグロ」のロゴは撤去され、代わりに「atre」のロゴが掲出されています。
中央改札口の様子です。
こちらは東急線・地下鉄線との乗り換えに便利な地下改札口の様子です。
前述の通り、当駅は「目黒」を名乗っていますが所在地の行政区分は品川区となっています。
と言いながらも目黒区はすぐ近くなので目黒区の広報紙もしっかりと配置されています。
目黒駅には独自のゆるキャラ「ごんのすけ」が制定されていて、駅のあちこちでPR活動に余念がありません。
目黒・駅名標コレクション
漢字表記がメインとなるデザインの駅名標です。
1997年撮影、平仮名表記の駅名標です。
<当駅→恵比寿駅間の踏切施設>隣の駅@JY山手線
・(4k090m)当駅4.1km
・(貨物線4k606m)長者丸踏切
・(5k590m)恵比寿駅5.6km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:五反田JY231.2km
下り:恵比寿駅JY21JS18JA091.5km
※訪問日:半年にいっぺんずつの頻度で利用しています
※東急・東京メトロの目黒駅はこちら↓