北海道旅客鉄道株式会社 釧路支社
緑駅B67北海道斜里郡清里町緑町
知床斜里駅管理の無人駅
開業当初は「上札鶴」という駅名でしたが、当地が昭和30年8月に地名が緑町となったことに便乗し、当駅名も現在の「緑」に改称しています。駅名は当地が緑豊かなことから付けられたとの説があります。だからなのか、駅前広場のアスファルトが緑色に塗られています。
冬季の当駅の様子です。駅前広場の緑色のアスファルトは雪に覆われ見えません。
当駅は釧路振興局(以前の釧路支庁)とオホーツク振興局(以前の網走支庁)の境界付近にあります(当駅はオホーツク振興局斜里郡清里町にあります)。一般的に支庁境は人の往来が少ないとされていて、この付近も例外ではなく、当駅と川湯温泉駅の間を行き来する乗客は多くありません。
よって釧路方面への定期列車は5往復しか設定されていません(網走方面も6本なのですが…)。。
当駅はそんな事情から網走方面からの列車の折り返しと、上下列車の行き違いという運行上の2つの重要な役割を果たしています。
駅の近隣には天然温泉の公衆浴場があり、意外と見所があります。列車の運転本数が少ないことを逆手にとって利用する価値は十分です。
構内はそういう事情で2面2線。ホームは互い違いに設置されていて、駅舎から2番線へは構内踏切を横断します。
隣の駅@釧網線
上り:札弦駅B688.3km
下り:川湯温泉駅B6614.5km
※訪問日:2002年6月15日,2005年3月7日,2007年2月15日