東日本旅客鉄道株式会社 東北本部
南出羽駅■山形県山形市大字七浦
山形駅管理の無人駅
広大な敷地にポツンと設置された待合所駅舎が印象的な駅です。当駅は各種ウェブサイト資料によると線路の西側に50メートル程度の簡素なホームが設置されていて、長い編成の客車は通過扱いで短編成の気動車のみが細々と停車していた歴史があります。そのときの痕跡がこれ。
ホーム跡とわかる盛り土がはっきりと確認できます。また、後述の病院が出来るまでの当駅のメインユーザーさんであろう皆さんがお住まいになる住宅が点在しているのも旧来のホームがあった西側。山形新幹線の新庄駅延伸に便乗してホームの長さを伸ばし、反対側へ設置し、病院への利便性を向上させた格好です。
当駅前には山形県立病院があり、その広大な敷地の一部に当駅が組み込まれているような錯覚に陥りそうになります。
鉄道駅の存在を知らない人がこの画像を見たら公園内の公衆トイレと勘違いしそう。
この待合室駅舎はトイレと待合スペースしかなく、券売機と時刻表はホーム上に配置されたプレハブ内に設置されています。
構内は1面1線。やろうと思えば行き違い設備を追加できる用地はありますが、その必要はない模様です。
隣の駅@奥羽線
上り:羽前千歳駅■1.7km
下り:漆山駅■1.3km
※訪問日:2013年4月13日