九州旅客鉄道株式会社 宮崎支社
南延岡駅■宮崎県延岡市構口町一丁目5429番地2号
延岡駅管理の業務委託駅(委託先:JR九州サービスサポート株式会社)
延岡駅の南側にあるので「南延岡」を名乗っています。日豊線は当初日向市駅方面から当駅まで1922(大正22)年に開業。そのときに機関区や保線区などを併設し、拠点駅としての機能を併せ持ったため町の規模の割りに大きな駅でした。現在も特急列車が停車したり一部普通列車が折り返したりとその名残りがあります。
駅舎は2階建てで、旅客向けには2階に出改札とトイレ、待合室が設けられています。1階には運転関連の事務室があったそうですが、現在はどうなっていることやら。。。
駅前付近にも商店は多少ありますが、駅の旭ヶ丘寄りの踏切を横断し住宅街を抜けると国道10号線(延岡バイパス)があり、コンビニやマクドナルド等があります。下手すれば隣の延岡駅よりも利便性は高い?!
当駅は1922年開業ですが、現在の駅舎は1978年から使われています。だからなのか、当駅の跨線橋は途中で構造が異なっています。
駅舎寄りの構造物は1978年に造られたもので、階段付近のものはそれ以前に造られたもののようです。
跨線橋の内部はこんな感じ。明らかに木造である大正製と思われる手前側と、昭和40年台製の奥側の違いがよくわかります。
改札口はこのようになっています。ディスプレイ式の発車案内標はJR九州ではお馴染みですね。
改札口の脇には使われなくなった改札口ラッチの上にパンフレット置き場が作られています。そこには485系特急にちりん号の絵が…
485系が大切に使われていた宮崎エリア。どことなくこの車両に対する愛情が感じられます。
それとも当駅の係員さんが絵を描くのが好きなだけ?!
当駅の貼り紙には「ダメ!」と叫ぶ犬が書かれています。疲れているときにこれを見ると思わず想像してしまい笑ってしまいます。
構内は単線上の2面3線。そのほかに多数の側線がありますが、これらの側線に車両を留置させる運用は無くなったとのこと。また、当駅は旭化成工場への定期貨物列車が発着します。
<当駅→旭ケ丘駅間の踏切施設>隣の駅@日豊線
・(258k980m)当駅259.6km
・(未確認)(詳細不明)踏切
・(未確認)踏切
・(未確認)旭ケ丘駅263.1km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:延岡駅■3.4km
下り:旭ケ丘駅■3.5km
※訪問日:2015年11月14日