東海旅客鉄道株式会社 東海鉄道事業本部三重支店
宮川駅■三重県伊勢市小俣町本町2931番地1号
伊勢市駅管理の無人駅
駅舎
1934(昭和9)年竣工の貫禄がある無人駅です。といっても当駅は1893(明治26)年に開業しているので、少なくともこの駅舎は2代目(以降)のものということになります。
一時は伊勢神宮に近いこともあり貴賓室を備える大規模な駅だったようですが、1986年に無人化され、現在に至っています。
そういわれると質素な看板も豪華に見えるのが「貴賓室マジック」。。。
駅前の様子
意外と広い道路に面しています。住宅が多い中、チラホラ商店も見受けられます。
駅舎の中
かつての繁栄を想像することができる広めの駅舎内部ですが、改札口は撤去され、乗車券類回収箱が設置されています。窓口はシャッターで閉ざされ、営業はしていませんが、台が残されていて面影は残っています。
名所案内
「離宮院跡」というスポットがありますが、これは裏口からすぐの場所にあります。
裏口(公園口)
その裏口は2番線ホームの跨線橋を降りたところにひっそりと設けられたところにあります。こちら側には駅舎はなく、簡素な階段があるだけです。階段を下りるとすぐに公道があり、横断歩道を渡ると離宮院跡の公園があります。
ホーム内
当駅は1893年に参宮鉄道として開業した際は当駅が終着駅でした。それを踏まえてホームを眺めると、長大編成が発着していた名残りとして見る事ができ、ホームの長さも納得です。
よく見ると中線があったっぽい空間が上下線路の間に見受けられます。