九州旅客鉄道株式会社 宮崎支社
餅原駅■宮崎県北諸県郡三股町大字餅原
都城駅管理の無人駅
駅はどこ?という感じのうっそうとした雰囲気の場所にある駅です。画像左側に看板があるところに下りの階段があり、そこが当駅の出入口となっています。
駅前の風情は極めて牧歌的で、北海道の無人駅を思い起こさせる壮大な風景が広がっています。
餅原エリアの宅地密集地は当駅から三股駅寄りの付近にあり、どうしてこのような場所に設置されたのかは謎です。1914(大正3)年2月に宮崎線として都城駅~三股駅が開通したものの、当駅は1965(昭和40)年に追加設置されています。きっとその後宅地開発が行われる目論見でもあったのでしょうか。
当駅の都城駅方にある踏切の名称…慰霊碑踏切ってそのものズバリだなぁ。でも何を慰霊する踏切なんですかねぇ。
あっ、碑が建ってる…と思って確認すると。。。
これは慰霊碑ではなく「餅原区画整理記念碑」。。。区画は確かに整理されてはいるものの、宅地開発はされておらず、やはり当初の目論見どおりの開発は行われていない模様です。
駅前には屋根・トイレ付きの駐輪場があります。
餅原下踏切から構内を望みます。日豊線382キロポストが見えます。
駅舎と呼ぶような建物はなく、ホーム上には簡単な屋根があるだけの待合いスペースがあるだけ。
運転本数はソコソコあり、ほぼ1時間に1本の割合で確保されています。
構内は単線上の1面1線となっていて、普通列車のみが停車します。
<当駅→三股駅間の踏切施設>隣の駅@日豊線
・(382k080m)当駅382.0km
・(382k250m)慰霊碑踏切
・(382k???m)餅原上踏切
・(未確認)塚原踏切
・(385k030m)三股駅385.6km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:山之口駅■2.9km
下り:三股駅■3.6km
※訪問日:2012年10月8日