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株式会社ハピラインふくい 運輸部
森田駅福井県福井市栄町10番46号
福井地域鉄道部管理の簡易委託駅(委託先:福井市)
🆋ICOCAの駅
※令和6(2023)年3月16日より株式会社ハピラインふくいへ経営移管

  



 令和4(2022)年4月訪問時の様子です 
 令和6(2024)年3月15日までは西日本旅客鉄道(JR西日本)・北陸線の駅として営業をしていました。



 平成14(2002)年5月訪問時の様子です 
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 平成14(2002)年訪問時の駅名標です。この訪問時から横180cm×縦60cmのJR西日本標準サイズとなっていました。この標準サイズは街中でよく見かける「幟(のぼり)」と同じ大きさです。幟は縦サイズなので同じ大きさなのが意外なところです。

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 福井地震で被災した後に1949(昭和24)年に建て替えられた木造駅舎の駅です。上手にリニューアルが施されていて、それほど古さを感じません。

 当駅は委託(福井市)の職員により運営されていましたが、令和4(2022)年3月で契約が解除され無人駅となっています。
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 平成14年訪問時に配置されていた委託(社員ではなく)職員の業務内容は駅の清掃と乗車券類の発売。しかし当駅には券売機が設置されています。実はこの自動券売機、当駅職員の仲間のようで、実は強力なライバルなのです。
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 窓口の売り上げは当駅の収入に、券売機の売り上げは福井地域鉄道部の収入になるようで、窓口販売が増えれば委託販売手数料が入るようでしたが、券売機収入が多いと手数料が市に入らないために駅職員の配置がままならなくなっていたらしく、必死に売り上げを増やそうとしていました。ライバルの顔(券売機の正面)にシールを貼り「あっちで買えや(という趣旨)」と書かれていたのを見ると涙ぐましくもなります。

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 駅の周囲にはマンションが立ち並び、県庁所在駅の隣の駅でもあり、利用者が多いことが伺えます。そのことからも無人化阻止で収入を上げようというのは理解できました。
 
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 線路がまっすぐなため、長編成列車の撮影ポイントとしても有効な駅です。

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 構内は複線上の2面2線で、ポイントを持たない停留場スタイルです。特急列車は停車せず、普通列車のみが停車します。
<当駅→春江駅間の踏切施設>
・(114k780m)当駅
105.0km59.9km
・(116k191m)日の出踏切
・(116k278m)正蓮花踏切
・(117k020m)春江駅
108.1km62.2km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@ハピラインふくい線(北陸線)
上り:福井駅■5.9km
下り:春江駅■2.3km

※訪問日:2002年5月31日,2023年12月29日