東日本旅客鉄道株式会社 東北本部
長町駅■宮城県仙台市太白区長町五丁目1番1号
仙台地区センター管理の業務委託駅(委託先:JR東日本東北総合サービス株式会社)
🆋Suica(仙台エリア)の駅・仙台市内の駅
仙台市の副都心的な位置づけの駅となっています。再開発が進み周囲には高層ビルが出来、発展が見込まれているように見えます。
新幹線高架下側の西口です。地下鉄南北線が敷設されている側で、大きな道路に面しています。
駅前広場に面している建物は「長町駅前プラザ」。この建物は長町駅前商店街振興組合が管理しているコミュニティセンターで、飲料の自販機や休憩スペース、レンタサイクルの受付などをしているようですが、よく見ると改築前の当駅の旧駅舎を模しているようなデザインとなっています。
高架下に駅舎出入口があります。新幹線高架もJRの敷地なので有効活用され商業施設が広がっています。
改札口は1か所です。
運賃表です。仙台駅までは190円、仙台空港駅までは610円です。石巻駅までは990円ですが、隣の仙台駅から石巻駅までに設定されているWきっぷという企画乗車券が1,560円で販売されていて、当駅から仙台駅までの往復運賃(190円×2=380円)を追加支払いしても40円割安です(設定区間に当駅を加えてくれたら便利なのになぁ)。
改札内部の様子です。
駅構内には近接しているゼビオアリーナ仙台をホームにしている男子プロバスケット・B-Leagueの仙台89ERSをPRする装飾が施されています。
訪問時には鉄道開業150年の企画として当駅の古い様子を紹介するコーナーがありました。
乗り場です。すぐ脇には東北新幹線の高架線があります。
構内は複線上の1面2線です。一見すると単純な停留場のような印象ですが、、、
構内には「本線下り」の他に「貨物線下り」の出発信号機レピータがあります。
当駅の仙台方を見ると線路が複雑に入り組んでいるのがわかります。これは当駅から仙台駅を経由せず宮城野貨物駅を経由して東仙台駅付近で再び合流する線路です。特急北斗星が健在だったころ、仙台駅で構内工事が発生した際にこの貨物線を迂回して運行したことがあり、その時は仙台駅ではなく高架化前の当駅で客扱いをしていたことがありました。
そんな貨物線との分岐が見える仙台方のホーム端のフェンスにもしっかりと大人の休日倶楽部の広告看板を出す商魂の逞しさはさすがです。
西口側には仙台市営地下鉄南北線・長町駅の南2出入口があります。JR改札口からは屋根付きの通路で結ばれています。
地下鉄南北線は太白区役所付近からJR線の当駅付近で左カーブで強引に曲がって合流し、クネクネと曲がりながらJRあおば通駅付近に仙台駅を設けています。そんなカーブがある付近に長町駅を強引に設けたようで、微妙に僅かにJRの当駅から仙台方に地下鉄駅が設けられています。
2005年5月訪問時の様子です
地平駅時代の駅名標です。平仮名様式となっていました。また、上り方向の隣駅が南仙台となっています(現在は太子堂)。
大正12(1923)年3月竣工の木造駅舎です。平成18(2006)年10月より解体が始まり、現存していません。
駅舎内部の自動改札機の様子です。当駅の自動改札機は平成15(2003)年春から稼働開始し、同年秋からSuicaサービスがスタートしています。
地平ホーム時代のホームの様子です。1番線には仙台行普通列車が停車中です。。
平成17(2005)年、東北新幹線車内から高架工事中の様子を見た図です。ホームの基礎工事が行われていました。奥には跨線橋が見えます。
<当駅→仙台駅間の踏切施設>隣の駅@東北線
・(335k250m)当駅347.3km
・(347k720m)行人塚踏切
・(349k477m)東街道踏切
・(349k724m)八軒小路踏切
・(351k115m)東九番丁踏切
・(351k194m)東八番丁踏切
・(351k366m)東七番丁踏切
・(342k140m)仙台駅351.8km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:太子堂駅■1.0km
下り:仙台駅■4.5km
※訪問日:2015年11月15日,2022年7月16日