
東日本旅客鉄道株式会社 横浜支社
中野島駅JN15神奈川県川崎市多摩区中野島三丁目13番1号
登戸駅管理の業務委託駅(委託先:株式会社JR東日本ステーションサービス)
🆋Suica(首都圏エリア)の駅
「なかのしま」と入力すると「中之島(京阪)」「中の島(札幌市営地下鉄)」と誤変換されて上手に検索できない事例が多発している駅です。今後JR西日本にもなにわ筋線に中之島(仮称)駅が開業する見込みで、そうなるとさらに面倒なことになりそうな・・・。
令和4(2022)年2月訪問時の様子です。

時計台が印象的なかわいい駅舎の駅です。これ、昭和61(1986)年に近隣のマンションを建設する会社さんがお金を出してリニューアルさせたという逸話があるそうです。そのマンションって改札を出て踏切を横断した先にある新多〇川ハイムのことでしょうかねぇ。1989年竣工、地上15階、737世帯が住む巨大なマンションは住友商事株式会社がデベロッパーだったようです。

改札口の様子です。画像に写る他に左側にも3通路分の自動改札が設けられていて、利用者の多さを伺わせます。

自動券売機は2台設置されていて、その頭上には運賃表が掲示されています。新宿方面へ便利な登戸駅までは初乗り140円となっています。

改札口を抜けるといきなり1番線(立川方面)ホームへの階段となり、その先には2番線(川崎方面)ホームへの跨線橋が設けられています。

当駅には令和元(2019)年6月に従来の駅舎とは踏切を横断して逆側に新たに臨時改札口を設けています。


この臨時改札口は7時00分→8時30分と16時00分→19時00分のいずれも平日にのみオープンされるようです。これはこちら側に便利な場所に私立学校(カリタスさん)があるからで、その生徒さんが使うであろう時間帯にのみ利用できるようにしているのかも知れません。

臨時改札口は基本的に無人対応で、3通路分の自動改札口が設置されています。これ、交通系ICカードを用いた乗車以外には対応しておらず、普通乗車券や回数券はもちろん、青春18きっぷや休日おでかけパスといった紙の乗車券類、磁気カード式の定期券はここを通ることが出来ません(IC対応の企画乗車券は通行可)。

また、精算機・券売機といった機械も設置はありません。この臨時口は当駅がいずれ橋上駅舎化する際は撤去されてしまう一時的な設備のようで、1台あたり数百万円もする高価な券売機・精算機を設けるのが勿体ないと判断したのかも知れません。
といってもICカードのみの改札口であっても終日使うことが出来れば便利なのは言うまでもなく、どうせ無人改札なんだから終日開放でもいい気がしますが・・・。

シャッターが開いている状態の臨時改札口です。

階段の跨線橋の他にエレベータ用の跨線橋が別個で設けられていて、バリアフリー対策はばっちりです。臨時改札口はスロープがないため、通行可能時間帯であってもエレベータを使って正面改札を通ることが推奨されています。


構内は複線上の2面2線。普通列車(各駅停車)のみが停車します。