nakasuda
北海道旅客鉄道株式会社 函館支社
中須田駅■北海道檜山郡上ノ国町中須田
江差駅管理の無人駅
※平成28(2014)年5月11日で営業を終了し、閉駅しました

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 年間を通じて風が強いことが多い上ノ国町を象徴するような防風幕が張られていた駅です。上の画像の駅待合室の左側がその防風幕。夏季は幕が撤去され骨組みだけになってました。

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 当駅も吉堀駅同様、貨物列車用車掌車両・ヨ3500型を改造した待合室がホームの湯ノ岱駅寄りに据え付けられていました。

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 雪に埋もれてわかりにくいですが、原則的に当駅は待合室スペースを通り抜けて駅の外へ出る構造になっていて、ホームの湯ノ岱駅寄りは急斜面になっていました。

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 駅前は広場になっていて、雪が無い季節は自転車が駐輪されたりしてたのでしょう。線路の向こう側はこの路線にしては珍しく住宅がいくつか見受けられ、生活の息吹がしました。

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 線路の待合室側の外にも住宅がちらほら設置されています。
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 棒線1本の行き違いができない配線の当駅は開業した1955(昭和30)年から無人駅。駅舎こそ改築歴はありますが、駅のシステムは開業当初から変化はないそうです。

 ここまでは2013年1月2日に取材した様子の画像です。以下は10年前の2003年1月2日の様子です。

 平成15(2003)年1月訪問時の様子です 
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 駅舎の様子は一見すると同じに見えます…が、左側にご注目。神明・宮越の両駅の待合室に似たような外壁を持つ建造物…これは???
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 実はトイレ。2003年1月の訪問時、既に老朽が著しいため使用停止となっていました。さすがにこのまま10年というわけにいかず、2013年訪問時には撤去されていました。

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 それ以外は全くと言っていいほど2003年と2013年とで構造に変化が無いことがわかります。
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 ↑当ブログ筆者による2013年訪問時の当駅体当たり?!レポートです(音声が出ます)。

隣の駅@旧江差線
上り:桂岡駅■2.1km
下り:上ノ国駅■3.2km

※訪問日:2003年1月2日,2013年1月3日