東海旅客鉄道株式会社 東海鉄道事業本部飯田支店
七久保駅■長野県上伊那郡飯島町七久保851番地
伊那市駅管理の無人駅
令和5(2023)年2月訪問時の様子です
もともと貨物取扱駅で、運転・信号扱いがあった名残りで立派な駅舎が健在の駅です。
建物の出入り口付近には大正7(1918)年12月竣工を示す建物資産標が貼付されています。
駅前広場的なものはなく、駅を出るといきなり公道(県道219号)です。商店や旅館、喫茶店などの飲食店が点在しています。なお、最も近いコンビニエンスストアは徒歩11分のセブンイレブン飯島七久保店です。
建物の内部の様子です。当駅は平成6(1994)年に旅客駅としては無人化されていますが、平成9年まではJR貨物の関連社員が配置されていたようです。当駅の辰野方にはその名残りとしてタンクローリーが行き来する株式会社武重商会の伊那営業所があります。当駅での貨物取り扱いはここへの石油搬入だったようです。
時刻表と運賃表です。
待合室が健在で、駅舎内で快適に列車待ちが出来ます。
駅構内の様子です。2番線・3番線へは豊橋方の構内踏切を横断します。
当駅には3番線ホームがありますが定期利用はされていないようです。といっても線路は錆び付いておらず、回送列車の発着程度の使用はあるのかも知れません。
1番線ホームの豊橋方にはトイレが設けられています。
構内は単線上の2面3線となっています。