
株式会社ハピラインふくい 運輸部
南条駅■福井県南条郡南越前町西大道第19号42番地
無人駅
🆋ICOCAの駅
※令和6(2024)年3月15日までは西日本旅客鉄道株式会社金沢支社福井地域鉄道部管理の無人駅
令和5(2023)年12月訪問時の様子です
令和6(2024)年3月15日までは西日本旅客鉄道(JR西日本)・北陸線の駅として営業をしていました。

令和5年12月撮影、JR西日本様式の駅名標です。

昭和60(1985)年竣工のコンクリート平屋構造の駅舎で、地元・南越前町の商工会館との合築構造です。

駅前には商店や住宅が密集している通りを抜け、その先には幹線道路(国道365号)に突き当たります。

駅頭には地元の略図が掲げられています。

このキャラクターは「はす坊」というそうです。旧南条町のマスコットキャラとして活躍をしているベテランキャラで、広域合併で南越前町となった現在も活躍しています。
ここ↑で紹介されている「はす坊」は令和6年に町の合併20周年記念事業で「「はす坊・タッピー君」 着ぐるみリニューアル事業」と題して見た目が変わりました。
ところで当駅の建物は・・・

側面貼付の建物財産標によると昭和59(1984)年12月竣工とあります。これは建物を固定資産として帳簿に掲載した日となっているようで、運用開始は前述の通り昭和60年なのでしょう。

建物の竣工は昭和55年ではあるものの、防水施工については平成27(2015)年6月にJR西日本の関連会社である株式会社ジェイアール西日本ビルとの施工により実施をしていると記されたプレートが確認できました。

建物内部の様子です。建物の規模の割に手狭に感じるのは、この建物が全部駅設備であるわけではないことによるのでしょう。比較的最近(令和4年)まで簡易委託の窓口営業が行われていましたが、現在は無人駅となっており、窓口として使われなくなったことから窓口跡前には椅子が配置されています。

椅子の脇には善意の傘の置き場があります。不意な降雨でも困らないよう普段は傘が置かれているのでしょうけど、訪問日は傘が出払っていました(訪問日の天候は晴れでした)。

その上には南越前町が設置している有線電話が忽然と置かれています。これ、NTTの公衆電話でもなければ、JR鉄道電話(いわゆる鉄電)でもない、同じような有線ケーブルが引かれている建物の電話機同士が通話可能なようで、この電話機固有の番号は電話機に貼付されているシールに記されている通り3桁となっているようです。この電話がある場所には電話帳のようなものが付き物で置いてある事例が多いのですが、ここにはそれが見当たりません。また、この電話機と回線はどこのどなたが管理・運営をしているのかもよくわかりません(ひょっとして町営?)。
※南越前町は全域で福井ケーブルテレビ株式会社の光(FTTH)回線加入が可能なようですが、この電話機との関連性は不明です

訪問した令和5(2023)年時点でのJR西日本時代の時刻表です。ハピライン化後のダイヤとの比較で、おおむね毎時1本ずつ増えていて、この時と比較して現在は利便性が向上しています。

嫌な世の中になったものです。ここまでして人を騙して受け取ったお金なんてありがたくもなんともないと感じますが、、、これをご覧の皆様、どうか犯罪は思いとどまってください。またこれ以上善良な皆さんが騙され、犯罪の被害に遭いませんよう当サイトとしても祈念いたします。

JR仕様の券売機の奥には待合室があります。この券売機は事業者変更により機器が交換され、現在はハピライン仕様の機械となっています。

券売機上部には運賃表が掲出されていました。これによれば敦賀駅、越前花堂駅、福井駅、六条駅までは510円です。この券売機ではJR東海区間である垂井駅までの乗車券を購入することが出来たと記されています。

改札脇には乗車時の諸注意を記した掲示物が出ています。このご時世、大量のマッチを持ち歩く人は減ったでしょうね。

旧改札部分を抜けた先の様子です。ここで方面別に通路が分かれていて、敦賀方面のりばへは目の前の階段を、福井方面のりばへは左の地下通路を進みます。

2番のりばへの通路はこんな感じ。訪問時は掲示物もなくさっぱりした風情です。もともとはもっと殺風景な感じだったところ、整備新幹線対策でJR西日本から事業者が変更になる前にリニューアルでもしておこうということで小ざっぱりしたのかと思ったら、この外壁は2000年台には施されているんだそうで、大都会の地下鉄駅もびっくりな風情で個人的には好印象です。

こちらは1番のりばへの階段です。こちらは地下道ほどではないものの、壁面がキレイになっています。

この上屋は昭和40(1965)年に竣工していると資産標に記されているではありませんか。これは昨今の美魔女ブームもびっくりな美しい外観です。

2番のりばの階段開口部です。このご時世、バリアフリーではないので使いづらいと言われそうですが、古い設備を大切に使っている感じがして好印象です。画像右側は旧2番のりばで、現在は用途廃止で使用停止されていて、フェンスで区切られています。

旧2番線の線路跡には米原起点81.1キロ標柱が視認できます。これ、ここの線路を剥がした後に設けたのでしょう(ここに線路があるとこの標柱はここには設置できないはず)。当駅の運賃計算に用いる営業キロは米原起点で72.2kmで、この標柱が示す距離程とはかなり開きがあるのは北陸線のルート変更によるものです。

その旧2番ホームはこんな感じ。線路撤去からかなり日が経過している模様です。奥は金沢行の特急列車が通過しています。

旧2番線ホームのフェンスはそこまで古くないようです。


構内は複線上の2面2線です。訪問時は普通列車のみが停車する静かな駅でした。
<当駅→王子保駅間の踏切施設>隣の駅@ハピラインふくい線(北陸線)
・(81k100m)当駅82.2km22.8km
・(81k785m)妙泰寺踏切
・(82k410m)東谷踏切
・(82k839m)脇本踏切
・(83k100m)妙見踏切
・(83k774m)国兼踏切
・(84k328m)一本杉踏切
・(84k256m)今宿踏切
・(85k680m)王子保駅76.7km30.8km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:湯尾駅■3.5km
下り:王子保駅■4.5km
※訪問日:2023年12月30日