北海道旅客鉄道株式会社 旭川支社
名寄駅W48北海道名寄市東1条南六丁目
駅長所在の直営駅
駅舎
「いかにも北海道」と思わせる大型の屋根を備えた宗谷線内最大の要衝といっても過言ではない駅です。1989年に遠軽駅までの名寄線が、1995年には深川駅からの深名線が廃止され、現在は宗谷線のみの駅となっていますが、当駅を境界として運転系統が変わる駅として君臨しています。
改札口付近
自動改札機なんてものはありません。列車別改札を行うので、列車が到着する前には座席を求めて列が出来ます。
駅弁(現在は廃業…)
当駅には駅弁業者さんが入居していて、創意工夫を凝らしたお弁当を買うのを楽しみにしていた旅行者が多かったのが特徴でした。業者さん(角舘商会)は2009年に残念ながら廃業されています。
構内の様子
画像は2000年撮影のものですが、現在は2・3番線ホームの屋根は撤去されていて様子が一変しているそうですが、屋根が無いと冬季はホーム上の除雪が大変ではないのかなと心配してしまいます。
構内は単線上の2面3線。特急列車もきっちり停車します。急行時代は札幌行きの場合、当駅で1両増結があったのはいい思い出です。逆に稚内行きの場合は1両を開放していました。駅弁業者さんはその車両増結時間を活用して弁当を売っていたのでしょう。
駅ナンバリングシール貼付前の駅名標です。
2019年12月の様子です
以前訪問時は緑色だった屋根が赤くなっています。2018年にリニューアル工事が施されています。
改札回りの様子です。発車時刻を示すLED表示板の他にお知らせを示すディスプレイが並び、その脇には窓口閉鎖時間も稼働している指定席券売機が備わっています。
宗谷線では当駅と稚内駅にのみ設置されているこの機械は現金収受機能を省略したクレジットカード専用機となっています。えきねっと予約をした発券も可能です。また、入場券の発売もお手の物ですが、その場合であってもクレジットカード決済です。
当駅の窓口稼働時間は7時40分から17時05分までとなっていて、それ以外の時間帯はクレジットカード専用指定席券売機の出番となります。
※指定席券売機は指定席が使えるオトクなきっぷの旭川分割での指定席発行には対応していません(2019年12月現在)。
当駅の窓口が17時05分までなのは17時02分発の旭川行の面倒まで見る運用になっているんですね。
運賃表です。
当駅には2009年まで駅弁販売が行われていました。待合室のこの部分に店舗があったのですが、現在はフリースペースの一部になっています。
構内は単線上の2面3線です。
2番線ホームは上屋が撤去されています。
名寄市は「自衛隊のまち」なんだそうです。
2019年12月から発売の「北の40入場券」はみどりの窓口で絶賛発売中です。
駅前のターミナルに乗り入れるバス事業者です。5社ものバスが乗り入れているんですなぁ。
↑当駅と市街地を紹介しながら雑談をしている動画です
<当駅→日進駅間の踏切施設>隣の駅@宗谷線
・(76k150m)当駅76.2km
・(76k663m)南2丁目踏切
・(77k267m)東3条踏切
・(78k904m)10線踏切
・(未確認)9線踏切
・(80k115m)8線踏切
・(80k160m)日進駅80.2km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:名寄高校駅W472.1km
下り:日進駅W494.0km
隣の駅@深名線
上り:西名寄駅■4.0km
下り:(終着駅)全長121.8km
※訪問日:2002年3月3日.2018年8月27日
JR北海道わがまちご当地入場券購入日:2018年8月27日(No.4658)
JR北海道北の大地の入場券購入日:2019年12月20日(No.0453)