negishi
東日本旅客鉄道株式会社 東北本部福島支店
根岸駅福島県大沼郡会津美里町米田字南地中甲1022番地3号
会津坂下駅管理の無人駅

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 両隣駅の会津高田と新鶴と比較すると拍子抜けするほど何もない当駅の周囲は駅前に1軒住宅がある以外は田んぼが広がっていて、その中にポツンと設置された静かな駅。
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 ところが何も無いように見えて、実はこんなものが。
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 徒歩20分程度で「新鶴温泉・新鶴温泉健康センター」へアクセスが可能だったりして、列車待ちの間に利用すれば有意義かも知れません。ほぼ同じ20分程度の距離で隣の新鶴駅へも徒歩移動はそれほど苦になりませんし、時間があれば根岸駅→健康センター→新鶴駅のルートで歩いてしまうこともできちゃいます。

 前述のとおり、駅の周りは見事な田んぼばかりで風光明媚。おかげで晴れた日にホームから望む山々はまさに絶景です。
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 構内は行き違いができない1面1線構造。ホーム上には扉で締め切り可能な待合室があり、そこにJR東日本様式の駅名看板が掲げられています。
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 ほら、正真正銘の根岸駅です。

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 これだけ何もないと、この駅の歴史は極めてシンプルで、wikipedia日本語版の当駅のページに書いてある項目はこれだけ。
1934(昭和9)年11月1日 開業
1987(昭和62)年4月1日 民営化

 …以上
 開業からずっと変わらないのもすごい話です。ちなみに同じ名称の駅として有名な根岸線の根岸駅ですが、あちらは1964(昭和39)年5月19日に開業。根岸線の根岸駅よりも当駅の開業は約30年早いので、こちらの方が元祖なのです。

▼(左側)会津若松行が到着。(右側)会津坂下行が到着。
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 余談ですが、当駅から根岸線の根岸駅まで乗車券を…と思ったのですが、根岸線の根岸駅が横浜市内扱いになるので、残念ながら作成はできません。
<当駅→新鶴駅間の踏切施設>
・(15k190m)当駅14.8km
・(15k205m)根岸踏切
・(15k613m)中田踏切
・(未確認)逆瀬川踏切
・(16k569m)立行事踏切
・(16k840m)新鶴駅16.8km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@只見線
上り:会津高田駅■3.5km
下り:新鶴駅■2.0km

※訪問日:2008年1月2日

※根岸線根岸駅はこちら↓