東海旅客鉄道株式会社 東海鉄道事業本部
贄川駅■長野県塩尻市大字贄川1167番地
木曽福島駅管理の無人駅
当駅も中山道の宿場町の雰囲気をイメージした駅舎になっています。1909年の開業と同時に建てられた駅舎が大切に使われています。
そんな長寿な当駅は無人駅の割りに程よくきれいで、清掃が行き届いています。
旧荷物扱いの窓口の造りなど、開業当時のまま残されています。
駅係員が終日不在であることが書かれていますが、地元の人たちによって定期的に清掃などが行われているのでしょう。
駅前にはそば屋が出店していて、訪問日は年末年始だったため休業していましたが、普段の定休日は火曜日とのこと。駅の周囲にはこの他にこれといって商店や飲食店は無いので貴重なお店です。
意外と近いところに関所や考古館があり、いい暇つぶしスポットだったりします。
コミュニティバスが発着していて、上手に使えば列車ダイヤが空白の時間帯に洗馬駅や日出塩駅を回ることも可能です。
当駅は跨線橋にも注目です。
跨線橋の踊り場には当駅周辺の2大名所である「贄川関所」と「これより南・木曽路の碑」のイラストが描かれています。
2番線ホーム上にも待合室が設置されていますが、その壁面にはこんな注意書きが…
「列車の速度がたいへん速くなりました」ってえらく他人事のような書き方に笑ってしまいました。
そんな当駅の構内は2面3線。塩尻方面から続いてきた複線は当駅までで、奈良井駅までは単線となります。
↑当駅を通過する長野行特急のシーン(当方撮影)
隣の駅@CF中央線
東行方面:日出塩駅■5.2km
西行方面:木曽平沢駅■5.2km
※訪問日:2015年1月2日