西日本旅客鉄道株式会社 中国統括本部岡山支社
新郷駅V岡山県新見市神郷釜村696番地2号
新見駅管理の無人駅
周囲を森林に囲まれた場所に忽然と設けられている駅です。新見市新郷エリアの中心駅で、当駅から周辺集落がある付近までは県道8号(新見日南線)で徒歩約13分ですが、この県道は歩道区画が狭いため、県道を歩いての移動は当サイト的にはお勧めできず、この先の和忠踏切を横断しての側道(旧道?)が自動車の行き来が少ないことから安全なので、ここを進むことをお勧めします。
そんな当駅は大正15(1926)年12月の伯備北線・上石見~足立間開業時には駅は設けられず、この付近の住民さんで鉄道利用をする際は比較的に近い場所にあるものの峠を越えて県境を跨いだ先にある上石見駅(約4キロ先)まで歩いて移動していたんだそうです。新郷地区に駅が設けられなかった理由として駅を設けるに適当な場所がなかったことが考えられます。町の中心部は前述の通り当駅から15分ほど北上した先ですが、ここに駅を設けられるような場所がなかったことが大きいようです。
当駅は歴史(昭和28年開業)の割に設備が比較的新しいように見えますが、伯備線の設備更新で昭和47(1972)年に当駅に行き違い設備を設ける際に元々の位置から100メートルほど移設しているからのようです。
構内は単線上の2面2線となっています。
駅舎はありませんがホーム上に小さな待合室ならあります。きっぷ売り場はありませ。