東日本旅客鉄道株式会社 大宮支社
日光駅■栃木県日光市相生町115番地
駅長所在の直営駅
🆋Suica(首都圏エリア)の駅
皇族方などが利用したモダンで立派な造りの駅舎を持つ駅です。
国際観光都市っぽいレトロな雰囲気を大切にしたイメージで駅舎内が改築されています。自動改札や発車時刻表示機に至るまでレトロなカラーリングが施されています。
コンコース内の階段上から見渡す図です。
構内には鳥居型の駅名標もありますが、これも日光線限定デザインとなっています。
構内の倉庫にはこんな古いデザインの所要時間表示が掲示されていてびっくり。
1番線に停車中の宇都宮行です。
当駅は前述の通り、皇族方がご利用になった駅です。その皇族方が列車待ちでお使いになった貴賓室が稀に一般公開されることがあります。その時の様子です。
案内看板が「Kihinshitsu」と書かれているのは見なかったことにして、、、特別公開をしているときはこのような状態で公開されています。
ソファーや暖房器具などがきれいに並んでいます。
大正天皇がお座りになったと書いてあると、ちょっと恐れ多い気がします。
頭上の照明具も重厚なものです。
近隣にある東武日光駅の様子
近隣にある東武日光駅の駅名標です。駅番号は「TN25」。
構内は4面4線っぽく見えます。
平成13(2001)年12月訪問時の様子です
日光駅は他の日光線各駅とともに2009年にリニューアル工事が行われました。そのため、ここで紹介している様子はそのリニューアル工事が行われる以前のもので、看板類などのフォーマットが他の路線同様のJR東日本の一般的なものとなっています。
リニューアル前と殆ど変わりない日光線のシンボル的存在の当駅駅舎ですが、よく見ると「日光駅」の看板が車寄せの屋根の上にJR東日本様式で掲出されています。これはリニューアル工事時に撤去され、出入口付近にレトロ調様式のものへ変更されて設置されています。
2001年12月当時の改札口は自動改札ではなく、有人改札のみでした。みどりの窓口は場所こそ現状と同じですが、デザインが異なっています。
※Suicaサービス開始は2001年11月18日、日光線で使えるようになったのは2008年3月15日
上から見るとこんな感じ。自動券売機は2台設置されています。
↑↑の画像のアングルは駅入口付近にある階段の踊り場から撮影したものです。この階段は2階のホワイトルームと呼ばれる多目的室へのもので、かつては1等車両(グリーン車に相当)利用者向けの待合室として使われていた場所なんだそうです。
2階の天井には立派なシャンデリアが…。
2006年訪問時に掲示されていた東武とJRの駅長さん似顔絵ですが、これ、いずれも良く似ています。新聞報道によるとこの両駅長さんは高校の同級生同士なんだそうで。なお、東武は2008年に会社創立111周年を機に制服がリニューアルされているので、この似顔絵のユニフォームは過去のものとなっています。
当駅の構内は2面2線。2番線は錆取り目的で1日に1度(13時台)のみ使われ、それ以外は駅舎に面した1番線から発着しています。
当駅から歩いて5分程度の位置にあるのは東武鉄道が1929(昭和4)年に開業させた「東武日光」駅です。
JR線が宇都宮と日光を折り返すローカル線であるのに対し、東武線は都内から直通列車が発着していて賑やかな印象。駅舎もJRのものとは違う意味で貫禄があります。
ご覧のように、駅前には商店やバスターミナルがあり、明らかにこちら側のほうが「駅前」の風情です。
↑はJR線からの直通特急が到着した様子ですが、右側に写る制服姿の方は↑の画像のご両名。確かに似顔絵が旨く似せて書いてあることがよくわかります。
隣の駅@日光線
上り:今市駅■6.6km
下り:(終着駅)全長40.5km
※訪問日:2001年12月29日,2009年9月27日,2017年1月28日