
東日本旅客鉄道株式会社 高崎支社
西松井田駅■群馬県安中市松井田町新堀476番地
安中駅管理の無人駅
🆋Suica(首都圏エリア)の駅
この区間の信越線では「新しい部類」に入る駅です。明治18(1885)年に開業した松井田~横川間に当時当駅はありませんでした。松井田~横川間が複線化される前までは当駅から分岐している安中市道9221号線の道路に松井田駅のスイッチバック線が敷設されていて、そのスイッチバック線の途中に松井田駅がありました。
この区間の複線化に伴いスイッチバックを解消させる目的で松井田駅を2キロほど高崎駅寄りに移設させ、その代替として昭和40(1965)年に当駅が設置されました。松井田駅が明治時代に開業した割に昭和40年代っぽい造りになっているのはこれが理由です。

駅舎は橋上構造となっています。↑は北口で、安中市役所松井田支所(旧町役場)に近い側となっていて、広々とした印象です。といっても飲食店やコンビニエンスストアといったものは期待できません。

こちら北口側の出入り口には駅名の看板が出ています。

↑こちらは南口です。

南口は手狭な印象で、駅前には北口ほどの余裕はありません。駅前の道を進むと田んぼが広がり、やがて碓井川に突き当たります。

建物内部の様子です。平成30(2018)年に無人化されています。

運賃表です。横川駅までは現金で190円、安中駅までは240円、高崎駅までは420円となっています。この運賃表によると420円区間まで利用した場合はICカード利用時2円割高になるようです。

時刻表です。運転本数は最大で1時間に2本設定されています。日中は毎時1本で、高崎行の最終電車は21時48分となっていて、この電車は高崎線と上越新幹線の上り電車と北陸新幹線「あさま631号」に乗り換えが出来ます。
※あさま631号は長野駅までの各駅に停車します。横川駅乗り換えで軽井沢へ行く場合は18時38分の横川行が最終です。

駅舎から高崎方を見た図です。左側の道路が左へ反れて行くのがわかります。これが安中市道9221号線で、松井田駅の旧駅へ至るスイッチバックの跡地です。

構内は複線上の1面2線です。

ホーム屋根下には行灯式の駅名標があります。
<当駅→横川駅間の踏切施設>隣の駅@信越線
・(22k680m)当駅23.9km
・(24k362m)製紙踏切
・(24k646m)第十中仙道踏切
・(25k112m)山岸踏切
・(25k594m)お東踏切
・(25k965m)榎踏切
・(26k602m)新道(下り)踏切
・(m)御所平踏切
・(26k988m)高墓踏切
・(27k871m)第十五中仙道踏切
・(29k030m)横川駅29.7km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:松井田駅■1.2km
下り:横川駅■5.8km
※訪問日:2023年6月30日