
アルピコ交通株式会社 鉄道事業部
西松本駅AK-02長野県松本市中条三丁目15番
無人駅
大正10(1921)年の路線(松本~新村間)開業時点では存在していなかった駅です。開業翌年に設置された西松本駅は現在の渚駅のことで、当駅は昭和2(1927)年5月に開業しています。その際、当駅を西松本駅とし、当初からの西松本駅を渚駅に改称させて現在に至っています。
当駅はJR松本駅西口(アルプス口)まで徒歩でも10分以内で行けてしまう近さ。運賃180円を支払って当駅から松本駅まで利用する人はそれほどいないかも知れません(荒天時は逆に利用する人は多そうですが…)。

無人駅で、駅を出るといきなり通行量が多い公道(市道)となっています。

駅前広場的なものはなく、タクシーの常駐やバスターミナルはございません。道路を挟んだ対面には東日本旅客鉄道の松本車両センター・資材管理室があります。

階段の他に勾配がきつそうなスロープが設けられています。これ、車椅子利用を前提としたものではなく、、、

自転車駐輪場がホーム上に設けられていて、その利用を前提としたものです。アルピコ交通上高地線の各駅ではホーム上に駐輪場が設けられているという全国的に見てもかなり珍しい光景が点在しています。この駐輪場の利用は原則無料のようで、暗黙の了解として上高地線の利用が利用条件のようです。

この駐輪場スペースはホーム上の広範囲に渡って設けられており、当駅の場合はJR松本駅に徒歩圏の近さということもあって当駅に自転車を停めて徒歩でJR松本駅へという利用もあるのかも知れません(上高地線利用者向けの設備なんですけど・・・よい子は真似をしないように)。

渚・新島々方から松本方向を見た図です。構内は単線上の1面1線です。
↓当駅隣接の西松本踏切の様子です。
<当駅→渚駅間の踏切施設>隣の駅@AK上高地線
・(0k476m)当駅0.4km
・(0k546m付近)田川土手踏切
・(1k160m付近)渚停留所踏切
・(1k247m)渚駅1.1km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:松本駅AK-010.4km
下り:渚駅AK-030.7km
※訪問日:2022年12月2日