nishiobihiro
北海道旅客鉄道株式会社 釧路支社
西帯広駅K29北海道帯広市西23条南1丁目
帯広駅管理の無人駅

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 2001年に改築された駅舎の駅です。

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 一見すると自由通路としての跨線橋と鉄道施設としての跨線橋は別個に付いているように見えますが、階段上で繋がっているというトリックアートのような構造になっています。同様の構造になっている駅として道南いさりび鉄道の久根別駅があります。

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 自動券売機は駅舎・待合室内ではなく跨線橋の上についています。これは自由通路の駅舎が無い側からの利用者の利便性を考慮しているようです。
※2003年3月訪問時の様子です。現在この券売機が設置されているかは未確認です

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 券売機の上に掲示されている運賃表(2003年撮影)です。遠くは音別駅・金山駅・占冠駅まで購入出来るようです。当時は1,790円、現在は2100円と気付いたら310円も価格が上昇していて驚きます。
■当駅~音別、金山、占冠までの運賃の推移
・1997年4月~1,790円(消費税5パーセント)
・2014年4月~1,840円(消費税8パーセント)
・2019年10月~2,100円(消費税10パーセント+値上げ)※現在の価格です

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 跨線橋から新得駅方向を見た図です。ホームと待合室駅舎の間にある線路は貨物専用の十勝鉄道の線路ですが2012年に営業運転を終了、この記事を編集している2017年時点でバラストを残して線路は撤去されています。それなら駅舎待合室からホームへ直接出入りできる通路を作れば便利なのですが、前述の通り跨線橋に券売機が設置されている関係もあるのか、直接通路の設置は実現していない模様です(ワンマン運転なんだから乗車券の購入は券売機にこだわらなくてもいい気もしますが)。といってもこの1番線は列車退避の際に使われるようなので通路を作っても使用頻度は少ないのかな。

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 そんな当駅は単線上の2面3線構造。本線は↑の2番線で特急列車の通過や行き違いが無い停車列車は2番線を走行します。

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 3番線と1番線は列車行き違い時や後続列車に抜かれる場合に使用されます。↑は3番線に停車中の滝川行き上り普通列車です。

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 十勝鉄道の線路の脇には謎のホームがあります。これは2017年現在、線路や枕木は撤去されているのにホームは撤去されていないようです。十勝鉄道は昭和34(1959)年まで旅客営業をしていたらしく、その痕跡のようです。また、奇妙で複雑な当駅の跨線橋の様子がこの画像でご理解…戴くのは難しいかな。。。

nishiobihiro
 平成9(1997)年撮影の駅名標です。
<当駅→柏林台駅間の踏切施設>
・(175k890m)当駅
173.4km
・(176k811m)西11号踏切
・(177k366m)10号団地踏切
・(179k100m)柏林台駅
176.6km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@根室線
上り:大成駅K283.6km
下り:柏林台駅K305.8km

※訪問日:2003年3月2日