東日本旅客鉄道株式会社 首都圏本部
西大井駅JO16JS16東京都品川区西大井一丁目3番2号
品川駅管理の業務委託駅(委託先:株式会社JR東日本ステーションサービス)
🆋Suica(首都圏エリア)の駅
書類上は東海道線の品鶴(ひんかく)支線にある駅です。営業上では横須賀線と湘南新宿ラインが列車が停車する駅となっています。
一見すると高架駅のように見えますが、よ~く見ると新幹線の高架下の盛り土の上に横須賀線のホームが設置してあり、駅舎はその手前に平屋構造で設けられています。なんという視覚マジック。。。
当駅は1986(昭和61)年に開業した比較的新しい駅です。品鶴線が旅客営業を開始したのが1980年なので6年後の追加設置ということになります。
駅の周囲は高層建物があったりと近代的なイメージですが、少し歩くと住宅街。古い建物や倉庫が立ち並ぶ庶民的な雰囲気を持っています。
当駅は隣が品川駅・大崎駅で新橋・東京方面と湘南新宿ライン乗り入れによる渋谷・新宿・池袋方面へ乗換えなしでアクセスができる利便性の高さから利用者は徐々に増えつつあるようです。
改札口は1箇所。お手洗いは改札外に設けられています。
昨今のICカード(Suica)普及の影響なのか、自動券売機はこれしかついていません。ICカードチャージ専用機・きっぷ類の自動券売機と指定席券売機が並んでいて、みどりの窓口は2007年に廃止されています。右側の券売機っぽい端末はJR東日本の関連会社が設置したATM(現金自動預け払い機)です。
当駅は前述の通り通称・品鶴線の経路上にある駅です。↑の運賃表をご覧ください。当駅の右側は品川駅に繋がっています。あれ?湘南新宿ラインは???
(少しせこい話をします)当駅から大崎駅までは歩いて2.5キロ(googleマップ参照)、直線距離でもほぼそれくらいの距離しかないところ、JRの運賃計算ルールだと当駅~大崎駅は5.6キロ(160円・IC157円)になるそうです。
おかしいと思って調べると、当駅(品鶴線)品川駅(山手線)大崎駅という経路が3.6km+2.0kmで5.6kmとなり、これをもって160円ということにしているようです。湘南新宿ラインのルートで乗車した客が乗車経路に運賃を計算した場合、3キロ以内の140円(IC136円)のところを20円も多く搾取していることになります。
※金額は消費税率10パーセントのものですこれ、湘南新宿ラインは既存のルート(品川経由)で列車を頻発させて利便性を向上させているという「たてつけ」になっているようです。なので損をしているように感じる皆さんは「直通の恩恵代金が20円だと思って我慢してください」ということなのでしょう。ちなみに当駅~大崎駅間の定期券持参人は品川駅でも乗降できます。
もともと駅が無かったところに対向式のホームを設置しているのでシンプルな構造になっていて、上り線ホームは上屋の一部を新幹線の高架で代替しています。
そんな当駅は複線上の2面2線。普通列車のみが停車し、湘南新宿ラインの快速・特別快速は当駅には停車しません。
以前の様子
2002年撮影の駅名標です。湘南新宿ラインが開設されたのが2001年12月なので、その直後に撮影したものです。湘南新宿ライン側の隣の駅が現在は大崎駅ですがこのときは恵比寿駅になっています。
更に以前の2001年7月の駅名標です。湘南新宿ライン設置以前なので上りの隣駅が品川駅のみになっています。
2001年当時の当駅の様子です。当時はみどりの窓口があったので券売機の左側に窓口躯体があるのがわかります。現在は壁になっていて発車時刻表が掲示されています。また、券売機が現在よりも多く設置されています。
構内の様子は2018年12月の様子とほぼ変わっていないようです。
足元の乗車位置表示。。。当時の湘南新宿ラインは2階建ての215系(2ドア)や211系、115系が充当されていて、車両のバラエティぶりでだいぶ楽しめました。
<当駅→武蔵小杉駅間の踏切施設>隣の駅@JOJS東海道線
・(3k560m)当駅3.6km
・(3k747m)原踏切
・(4k459m)霜田踏切
・(未確認)武蔵小杉駅10.0km
<旧蛇崩信号場→大崎駅間の踏切施設>
・(0k000m)蛇崩信号場0.0km
・(0k740m)苗木原踏切
・(0k830m)権現台踏切
・(2k018m)大崎駅1.7km
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