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肥薩おれんじ鉄道株式会社 運輸部
野田郷駅OR19鹿児島県出水市野田町下名5461番地
有人駅
※平成16(2004)年3月12日まではJR九州鹿児島支社管理の無人駅でした。
紹介画像は全てJR九州時代に取材したものです。

 駅舎(JR九州時代) 
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 小さな駅舎ですが、通学時間帯には係員が常駐する「有人駅」です。

 当駅の場所は地名は「出水市野田町(旧出水郡野田町)」なのに駅名は「野田郷」。「郷」とはむか~しの薩摩藩独特の行政単位だそうで駅名はその名残りであることと、大阪環状線に野田駅が1898年に開業していて重複を避けるためとされています。
 
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 手荷物取り扱い台などの跡地にはポスター等の貼付用壁になっていますが、小さな窓口だけは健在です。

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 ↑の営業時間はJR時代のもので、おれ鉄化以後の2014年からは7時00分~9時00分と15時00分~17時00分の2時間ずつ計4時間のみとなっています。そんな当駅では改札業務は行っておらず、おれ鉄車内で精算業務等を行います。

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 一般的に駅のホーム番号は駅舎側から若番号が付与される傾向があるのですが、当駅の場合は駅舎に接したホームが2番線で、跨線橋を横断した向こう側が1番線を名乗っています。北海道の一部の駅にこのような番線番号を付与する駅がチラホラありますが、九州内では珍しいかも知れません。

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 JR時代末期、早朝には新大阪と西鹿児島(現在の鹿児島中央駅)を結んでいた寝台特急「なは」が当駅で運転停車をしていました。

 ホーム 
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 構内は単線上の2面2線。普通列車のほかに快速列車も停車します。当駅の出発信号機は2番線・1番線のいずれの側にもついているので、当駅で行き違いを行わない列車は基本的には駅舎側の2番線から発着します。

隣の駅@OR肥薩おれんじ鉄道線(鹿児島線)
上り:高尾野駅OR183.2km
下り:折口駅OR205.4km

※訪問日:2004年2月23日