
北海道旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部苫小牧地区
沼ノ端駅H17北海道苫小牧市字沼ノ端
苫小牧駅管理の無人駅
★Kitacaの駅
2007年、駅舎工事中の様子

2007年9月に訪問した際の様子です。同年12月に完成した新駅舎・自由通路はこの時点では工事中で仮囲いが施されていて全容は見えていませんでした。

1962年から使われてきた平屋の駅舎が最後の活躍をしていました。

2007年までは駅舎が無かった側にもロータリーができる様子です。

2007年の時点ですでに無人駅扱いだったので、改札レスでホームへ出入りできるようになっています。

2007年10月1日より当駅に札幌~室蘭間の特急が停車するようになり、利便性が向上しました。それを祝う看板が工事囲いに掲出されていました。

2007年まで使われていた駅舎内の様子です。簡易委託駅だった時代の窓口にはシャッターが降ろされていました。

駅舎からは跨線橋がありました。

工事現場のそこらあちこちに特急停車の看板類が掲出されていました。この看板、工事業者さんが建てたんですね。

旧跨線橋がある駅構内です。

苫小牧駅が作成した特急列車の停車を告知するポスター。このころは列車増発など景気がいい話が多かったJR北海道さんでした。

駅舎をホームから見た図です。

角度を変えて見ると、安全の鐘があったことがわかります。


2007年に撤去された跨線橋にはこのような手作り感満載の看板類が掲示されていました。

3番線にはこのような案内看板が…
当駅は実質的な千歳線の起点・苫小牧から9キロ弱も駅間が離れてようやく到着します。 駅の周囲には住宅が広がっています。少々歩けば国道36号に出ることができ、郵便局や信用金庫、ローソンにセイコーマートがあります。

市販の時刻表に掲載されている索引地図を見ると当駅と日高線勇払駅は近いように見えなくもありませんが、実際はものすごく離れています。沼ノ端小学校・沼ノ端中学校沿いの道を一直線に進めば勇払駅ですが、ただし5キロ程度歩かなければなりません。
構内は2面3線ですが、ホームの設置が無い線は1本あり、これは貨物列車の退避線となっています。3番線は札幌方面と岩見沢方面の列車が共用しています。

2001年1月の様子

現在の新駅舎が供用開始される以前に使われていた駅舎です。この建物は現存しています(後述)。

この看板のお陰なのか、駅はとてもキレイな状態を維持していました。

2002年のホームの様子です。舗装されていないので降雨時は水たまりができてしまいます。

古い跨線橋が健在であった頃の様子です。
2018年2月の様子です

3番線ホームの駅名標は新しいものに交換されています。


2007年完成の新駅舎はガラス張りの近代的な橋上駅舎で、会談のほかにエレベータも完備しています。

駅舎に描かれている模様は当駅の事由通路が完成したことと特急が停車したことを記念したものなんだそうです。

前述の旧駅者は現存しているものの、旅客用設備としてではなく、業務用の倉庫や詰所として機能しているようです。

ホーム側から見た旧駅舎ですが、よく見ると。。。

あっ、これは2001年の時に見たマナー啓発看板じゃあーりませんか。こんなところに撤去されているとは。。。

橋上駅舎の上はこのようになっています。当駅は無人駅なので乗り場別に階段が設けられていて、それぞれに券売機が別個に設置されています。

橋上駅舎から見た構内の様子です。

構内は駅舎変更後も2面3線。普通列車のほか、特急すずらんが停車します。
<当駅→遠浅駅間の踏切施設>隣の駅@室蘭線
・(未確認)当駅
・(未確認)(詳細不明)踏切
・(151k144m)遠浅通り踏切
・(152k391m)山田通り踏切
・(未確認)遠浅駅
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:苫小牧駅H18■8.8km
下り:遠浅駅■8.9km
隣の駅@千歳線
上り:植苗駅H16■6.4km
下り:(終着駅)■全長56.6km
※訪問日:1997年4月24日,2001年3月29日,2007年9月6日など