
北海道旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部岩見沢地区
布部駅T31北海道富良野市字布部
富良野駅管理の無人駅
※令和6(2024)年3月31日で営業終了、閉駅しました
令和5(2023)年10月訪問時の様子です

古そうな木造駅舎に松の巨木が印象的なロケーションの駅となっています。
こちらのウェブサイトによれば当駅はこの区間の開通時点(明治33年)では設置されておらず、当駅は昭和2年に「東京大学北海道演習林が麓郷で木を伐採して木材を搬出することを目的に設置された請願駅だったそうです。

駅舎建物には昭和2年竣工を示す建物財産標が貼付されています。前述の通り当駅は昭和2(1927)年12月に開業していて、この建物が開業時からのモノであることを示しています。

この看板も開業時から駅正面を飾っていたモノのようです。

駅前にはこのような看板が出ています。有名テレビドラマファンの方は必見ですな。

建物内部の様子です。日照時間帯は建物内部の照明をオフにしている関係で薄暗い印象です。

JR根室線の富良野~新得間部分廃止に伴う定期券発売制限を告知するポスターが掲示されていました。

富良野駅が掲示しているとみられる掲示物です。

時刻表と運賃表です。富良野駅までは290円、滝川駅までは1,490円(旭川駅までも同額)です。1日の最後の列車は19:09の東鹿越行です。この列車で東鹿越駅から列車代行バスに乗り換えると新得駅で札幌行最終の特急おおぞら12号に連絡しています。

駅舎から乗り場までは構内踏切を横断します。

ホーム上には樹木が肥大化し、ホーム上を圧迫する勢いです。幸い現在はこのホームに1両か2両程度の列車しか停車しないことから乗降の邪魔になる事はありませんが・・・。

ホームから駅舎を見た図です。

構内は単線上の1面2線ですが。。。

ホームの駅舎側線路は未使用で、線路は赤錆びています。

ホーム先端から富良野方を見た図です。側線が並んでいて、見ていて飽きません。
<当駅→山部駅間の踏切施設>隣の駅@根室線
・(63k930m)当駅60.9km
・(64k431m)富良野原野10線踏切
・(64k843m)富良野原野11線踏切
・(65k274m)富良野原野12線踏切
・(67k186m)富良野原野15線踏切
・(67k742m)富良野原野16線踏切
・(69k485m)富良野原野19線踏切
・(69k680m)山部駅66.7km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:富良野駅T306.3km
下り:山部駅T325.8km
※訪問日:2023年10月7日