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東日本旅客鉄道株式会社 長野支社
姨捨駅長野県千曲市大字八幡姨捨4947番地
長野駅管理の無人駅

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 洋館を思い起こさせる木造駅舎が印象的な駅です。印象的なのはそれだけではありません。

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 構内のホームから広がるのは雄大な善光寺平のパノラマビュー。標高551メートルからの景色は日本三大車窓の一つとされています。なお画像左下に写る車両は当駅を通過する特急しなの号です。当駅を通過する列車は当駅のホームには入らずそのまま本線を走り抜けていきます。

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 1934年に建てられた駅舎に掲げられた看板に重厚感があります。

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 駅舎内も洋館のイメージを維持しています。

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 無人駅ですが、建物内には駅周辺を説明するアナウンスボックスが設置されています。ボタンを押すと音声で駅周辺の説明が流れます。

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 姨捨駅には芭蕉の句碑があるらしいです。

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 記念入場券の販売があるそうですが、これは係員さんが配置されている時間帯のみだけのようです。

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 当駅の歴史を記した看板がありますが、書き出しが「姨捨駅について」や「姨捨駅の歴史」ではなく「むかし、むかし」なのが面白いです。

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 駅舎をホーム側から眺めます。ホーム屋根を除けば公道側とほぼ同じつくりになっています。

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 当駅はいわゆる「スイッチバック式」という配線構造となっています。配線詳細は「姨捨駅 配線」で画像検索するとわかりやすいです。勾配上にホームが設置できなかったことからこのようなホーム配置になっているようです。

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 2番線ホームには線路とは逆に向いたベンチが設けられていて、前述の善光寺平の絶景が楽しめるよう配慮されています。

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 案内図もあります。

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 芭蕉の句碑にあやかって俳句を投稿できるポストも設置されています。ここへ投函された俳句の優秀作に対しては「信州さらしな・おばすて観月祭全国俳句大会」で表彰されるんだそうです。

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 構内は単線上のスイッチバック式2面2線となっています。スイッチバック式ホームに列車が在線している間に特急列車の退避を行うことも可能です。

隣の駅@篠ノ井線
上り:冠着駅■5.9km
下り:稲荷山駅■8.7km

※訪問日:2015年10月31日