西日本旅客鉄道株式会社 近畿統括本部京都支社
おごと温泉駅B26滋賀県大津市雄琴北一丁目3番12号
堅田駅管理の業務委託駅(委託先:株式会社JR西日本交通サービス)
🆋ICOCAの駅
※平成20(2008)年3月15日に駅名を「雄琴駅」から「おごと温泉駅」へ変更
東に京都と境を接する比叡山連峰に抱かれ、西には日本最大の湖・琵琶湖が開けるこの地に温泉が開かれたのは遠く平安時代、最澄によるといわれています。雄琴という地名は小槻氏今雄宿禰がこの地を荘園として賜ったことから「雄」の字をとり、また貴族の邸宅から琴の音がよく流れてきた事から「琴」の字を用い「雄琴」の名が誕生したというそうです。
しかし「雄琴」という名称の世間的なイメージは「歓楽街」「性風俗街」なんだとか。みうらじゅん氏が思春期時代に作成した「仮性フォーク」の中にも「雄琴」という楽曲があり、「おごとっ、イイオンナぁ~♪」と歌われているほど。しかし地元観光業界はそれを払しょくすべく、大津市が予算付けして駅名の改称を画策。2008年にようやく改称が実現したとのことです。
雄琴と言えば温泉。当駅前にはコンビニがあり、送迎用のマイクロバスが待ってたりする、いかにも温泉街って感じの雰囲気もあります。さらに周囲には住宅が立ち並んでいます。一般的な「雄琴=フーゾク」というイメージはあまりありませんが、当駅から少し離れた場所にはやはり「そういうお店」がちらほらあったりするそうで。
ホームは2面4線で、ときより特急の通過待ちが行われています。
なお当駅は湖西線の新快速は通過しますが、快速電車は停車します。湖西線内の新快速と快速の違いは当駅を通過するかどうかの違いだけです。