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北海道旅客鉄道株式会社 函館支社
奥津軽いまべつ駅■青森県東津軽郡今別町字大川平清川内
駅長所在の直営駅

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 北海道新幹線に2つある途中駅の一つです。本州側に設置されていますが北海道新幹線と東北新幹線の境界が新青森駅であることから、当駅はJR北海道により運営されます。駅舎は3階建て構造の入口棟と、3階部分の駅舎部分から構成されていて、3階部分に出札窓口と改札口が設置されています。改札口と出入り口は1か所となります。

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 駅には無料の駐車場が設置され、その脇には道の駅いまべつ(半島プラザアスクル)とJR津軽線・津軽二股駅があります。当駅と津軽二股駅は隣接して入るものの、制度上は別々の駅なので、運賃計算をする際に北海道新幹線と津軽線とで通算させることは出来ない模様です。通算させるには新青森駅から在来線に乗り換え、青森駅から津軽線にご乗車ください。

 当駅は従来の海峡線の津軽今別駅が生まれ変わって開業する駅のようですが、JR北海道的には津軽今別駅が廃止され、新たに当駅が開業する体裁となっています。
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/160219-4.pdf

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 この看板はJR津軽線津軽二股駅側に掲げられているものです。

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 こちらは当駅開業以前の2015年7月に津軽今別駅の構内踏切から見た様子です。駅設備はほぼ完成していて、あとは看板類の設置を行えば営業運転に供することができる状態でした。

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 北海道新幹線は新中小国信号所から木古内駅の手前までが三線軌条となっていますが、当駅の前後で当駅に入る新幹線と通過していく貨物線がいったん分離し、当駅の構内から出る直前で再び合流していくようになっています。

 列車に乗って当駅を利用しました 
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 北海道新幹線が開業してようやく駅を使ってみました。

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 扉を開けっぱなしにしておくと蛇が侵入してくるかもしれないという。。。

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 駅の外はこんな感じ。新幹線の駅前にありがちな再開発などとはおよそ無関係の様子です。

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 駅舎の通路から見える駅前の様子です。ちょうど津軽線の線路上付近からの撮影です。当駅と津軽線津軽二股駅の位置関係がよくわかります。

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 階段・エレベーター棟から橋上駅舎棟への通路はこんな感じです。

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 改札口は利用想定を反映してかとても小ぢんまりとしています。

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 JR北海道仕様の新幹線自動改札機はもちろんモバイルSuicaや新幹線eチケットにも対応しています。

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 改札口の脇には青春18きっぷ利用者へ向けた案内告知が掲出されています。津軽線、北海道新幹線、道南いさりび鉄道線のいずれも列車本数がそれほど多くない(むしろ少ない)ことから、接続を心配している内容になっています。

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 改札付近にはJR東日本の津軽線全線開業60周年を称える横断幕が…津軽線はJR東日本、当駅はJR北海道の駅なんですけどねぇ。

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 自動改札機の隣には待合室が…こちらもそれほど大きくありません。

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 みどりの窓口はこんな感じ。室内にはカウンターの他に指定席券売機が2機設置されています。勤務しているのはもちろんJR北海道の社員さんです。彼らはJR北海道の社員さんなので北海道の人なのかと思ってましたが、きっぷ購入時に素朴な疑問をぶつけたところ青森市内から通ってらっしゃるとのことで(新青森駅近辺に自社社宅がある模様)。

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 2019年9月まで設定されていたJR北海道わがまちご当地入場券はみどりの窓口で販売していました。

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 これが当駅の発車時刻表。東京方面行き列車の最終は19時27分発。仙台行のはやぶさ号は当駅に停車しないことから、この東京行き列車は盛岡駅より先への最終列車ということになります。また、新函館北斗行きの最終の1本前の19時01分発は終着で札幌行特急の最終に接続します。

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 改札に入ってみましょう。改札脇の待合室はこちら側からの出入りはできません。当駅には改札の内外問わず売店はありません(飲料自販機は改札外にあります・交通系ICカード非対応)。といっても当駅は道の駅が隣接していて、そこには飲食ができるレストランや売店があったりと、当駅に売店がないことを補っています。

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 当駅は本州・青森県内にあるもののJR北海道の管轄。よって案内の様式はJR北海道仕様。

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 駅ホーム上には当駅がJR北海道の駅であることをアピールした看板があります。

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 豪雪地帯に設けられた駅なので、大きな屋根がホームを覆っています。

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 北海道寄りのホームの端…ここはかつて津軽今別駅が設けられていた際の仮通路が設置されていた付近ですが、さすがにその痕跡は全く残っていません。

 当駅を含んだ区間は貨物列車(狭軌)と区間を共用していますが、狭軌と標準機の切り替えポイントは保守が面倒(コストがかかる)なことから、当駅の両端で分離しています。
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 配線図はこんな感じ。貨物線の線路は津軽今別駅営業中の仮設ホームがありましたが、2015年8月10日以降に撤去され、ホームがあった場所には狭軌線路が敷かれています。新幹線線路的には2面3線、在来線線路的には4線構造となっています。このことから旅客用列車ながら狭軌線路を走行するTRAIN SUITE四季島はホーム側ではなく外側の線路を通過していきます。
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 ホームは防護柵を設けたためにそれほど広くありません。まぁ列車本数も利用者想定もそれほど多くないのでこんなものでいいのかな。

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 そんな構内は上下2面。新函館北斗方向への通過線が設けられています。
<当駅→木古内駅間の踏切施設>
・(38k510m)当駅38.5km
・(101k620m)湯の里知内信号場101.5km
・(111k445m)共用区間との分岐点
・(未確認)木古内道道踏切
・(中小国起点87k426m)中野道路踏切
・(154k230m)木古内駅101.5km
隣の駅@北海道新幹線
上り:新中小国信号場■9.6km新青森駅■38.6km
下り:湯の里知内信号場■63.1km木古内駅■74.8km

※訪問日:2018年1月2日,2021年2月28日
 JR北海道わがまちご当地入場券購入日:2018年1月2日(No.3812)
 JR北海道北の大地の入場券購入日:2021年2月28日(No.6500)