東海旅客鉄道株式会社 東海鉄道事業本部
大海駅■愛知県新城市大海字南田49番地
豊川駅管理の無人駅
🆋令和7(2025)年春~TOICA(東海エリア)の駅
現在のJR飯田線の前身となる国有化以前の豊川鉄道の終着駅、かつ鳳来寺鉄道の始発駅でした。当駅は明治3(1900)年の豊川鉄道としての開業時から明治36(1903)年までは大海駅を名乗っていましたが、昭和1(1943)年の国有化までは長篠駅と称していたそうです。国有化以後は再び大海駅に改称(戻)され現在に至っています。
現在の駅舎は昭和44(1969)年に改築された建物です。
駅前の様子です。当駅から国道420号大海交差点付近にかけて商店が点在していて、意外と栄えている印象です。
建物内部の様子です。昭和60(1985)年春で無人駅化されていて、出札窓口の跡には時刻表が貼ってあります。改札窓口はサッシが銀幕で覆われていて開閉はしないように改造されているようです。自動券売機は設置されておらず、訪問時は交通系ICカードでの鉄道利用にも対応していません(令和7年春に対応開始予定です)。
運賃表と時刻表です。
駅構内の様子です。前述の通り、異なる事業者の終点・起点であった当駅の構内は貨物取り扱いもあったことから意外と広いです。3番線ホームは現在は使用を停止しているようです。
駅舎の出入り口付近に荷は「駅中心」が記されていて、これによれば27k890mということのようです。
貨物取り扱いの名残りで広々とした構内には保線作業に用いる事業用車の留置が行われています。
駅舎側の1番線と対岸にある2・3番線は豊橋方の構内踏切を横断します。