東日本旅客鉄道株式会社 東北本部
女川駅■宮城県牡鹿郡女川町女川浜字大原477番地59号
石巻駅管理の業務委託駅(委託先:株式会社JR東日本東北総合サービス)
東日本大震災の津波被害のため、200メートルほど手前に移設され、2015年の女川町まちびらきにあわせて設けられた駅です。建物は建築家・坂茂さんのデザインによるもので、駅デザインとしては田沢湖駅に続いて2作品目なんだそうです。屋根のつくりがとても印象的。この屋根、お風呂や休憩スペースの下から見上げるととても面白いデザインになっています。
お湯は熱いお風呂が苦手な私にはちょうどいい温度ですごくお勧めです。
駅前は女川町中心部の新たなまちびらきにより綺麗になっていて、地元商店街の再構築とともに観光客相手の美味しそうなお店がちらほら。まっすぐ歩けばすぐに湾に着くほどの海が近い立地です。ちなみに旧駅舎は↑画像の右側の建物付近にあったとのことです。
建物の鉄道関連施設は簡素に造られていて、駅舎真ん中の通路を通り抜ければ列車乗り場へスルーできる構造となっています。
それでも一応精算所と称した窓口はあり、朝から夕方までは乗車券類の販売が行われている模様です。また、画像右側には自動券売機があり、高額紙幣の取り扱いはできますが、Suicaエリア外のためICカード残高を使っての乗車券類購入には対応していません。この券売機は窓口閉鎖時間でも稼動していて、ワンマン運転列車で当駅降車客が高額紙幣しか所持していなかった場合に乗務員がこの券売機へ乗客を誘導し、きっぷ購入で対処しているシーンを見掛けました(これが正規対応なのかは不明)。
駅で入り口から乗り場までは段差なしでアクセスができる構造になっています。
ホームの先端方面には上屋はありません。
ホーム上にも一応待合室はあります。建物にも待合室はありますが。。。
構内は単線上の1面1線。構造上、当駅には1本しか列車が入れません。
隣の駅@石巻線
上り:浦宿駅■2.3km
下り:(終着駅)■全長44.7km
※訪問日:2018年5月13日