onoppunai
北海道旅客鉄道株式会社 旭川支社
雄信内信号場W68北海道天塩郡幌延町大字雄興小字雄信内
宗谷北線運輸営業所管理の無人駅
※令和7(2025)年3月14日で営業終了→信号場となっています

 令和4(2022)年2月訪問時の様子です 
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 天塩川沿いの町はずれの立地にある無人駅です。

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 郵便局やエーコープがある賑わいエリアは当駅から天塩川を挟んだ約2.6キロ先の国道40号沿いにあり、そこは天塩町字オヌプナイ(当駅は幌延町)。当駅の周囲は無人地帯と言っても過言ではないほど廃屋に囲まれています。駅前だからと言って商店どころか自販機すらありません。

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 建物の右側には簡易トイレがありましたが老朽化により使用が停止されています。古いように見えますが後程掲載している2002年の駅舎の画像に写っているこのトイレは新しいように見えます。

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 駅名看板と裸電球。この駅舎は昭和28(1953)年に改築された2代目のようです。

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 外壁の一部はこのようにまだら模様で補修した跡が。。。この建物がいつまで維持されるのか興味深いところです。

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 建物内部の様子です。1984年に無人駅化していますが、荷物扱い台は現役なのではというような風情です。

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 掲示物はこのようにまとめて貼ってあります。

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 列車時刻表です。1日3往復(計6本)が停車します。

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 運賃表です。幌延駅までは440円となっています。

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 駅舎のホーム側です。

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 ホーム側の屋根は一部が新しい木材を用いて補修されていて、「建て替えしないでしばらく使うぞ」という気構えが感じられます。

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 当駅は建物の半分が除雪要員の詰め所になっていて、かつて使われていた「只今の行事」の掲示板が目隠しの代替として活躍しています。

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 除雪要員の皆さんの除雪範囲は線路のようで、それ以外は地元・幌延町により管理が行われています。

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 雪のおかげでわかりにくいですが、駅舎と対面にある2番線ホームへは旭川方にある構内踏切を横断します。

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 踏切のようなおねがい看板が掲げられています。


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 構内は単線上の2面2線です。普通列車のみが停車します。

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 訪問時、普通列車とラッセル車両が行き違いを行っていました。


 2001年の様子です 
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 駅番号の付与と隣の上雄信内駅の廃止が実施される以前の様子です。

 駅舎全景 
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 映画やテレビドラマの撮影セットのような錯覚を覚える木造駅舎です。豊清水駅の周辺と同様で駅の周囲には人家はまったくありませんが、当駅の場合は徒歩40分ほど離れた天塩川の対岸に多少の集落があり、天塩町の雄信内支所もあるようです。

 駅舎、ホーム側 
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 無人駅で、待合室機能に特化した駅舎が健在です。

 構内の様子 
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 下り線ホームは構内踏切を横断します。

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 当駅は普通列車と特急列車の上下行き違いが行われるので、当駅での降車目的がない人も行き違い列車を待つ間に駅前へ出ての見学が出来る場合があります。

 ホーム 
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 交換可能駅なので1面2線となっています。

隣の駅@宗谷線
上り:上雄信内駅(閉駅)2.2km糠南駅W675.7km
下り:安牛駅W693.6km

※訪問日:2001年8月8日,2002年6月13日,2022年2月26日