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　病院っぽい建物ですが、一応これでも駅です。といっても2階以降は病院なんですけどね。病院は東急が運営している総合病院の「東急病院」となっています。


　正面口は画像の左から改札口、ローソン、そして東急病院入口の順で並んでいます。駅ナカの病院はローカル線の無人駅舎有効活用をするケースで意外とあったりしますが（JR北海道・浦臼駅＠札沼線など）、駅の直上に設置されている例は国内初なんだそうです。元々は現在の東口から3分ほどの場所にある「東急ウェリナ大岡山」という有料老人ホームが建っている場所にあったものを駅の直上へ移転させたものです。


　大岡山駅前は手狭に見えますが、線路を貫くように左右に広がる商店街がとても魅力的です。大岡山といえばラーメン屋というくらいにラーメン屋さんが点在しています。ここは東京工業大学があり、学生さんの空腹を満たすためにこの他にも様々な飲食店が多くあり、また隣の駅（洗足、緑が丘、北千束）の他に池上線の洗足池駅までもそれほど遠くないので散策を兼ねて食べ歩くのも面白いです。


　こちらは東口ですが、東急病院が駅直上へ移転する前までは「東急病院口」を名乗っていました。病院の外来受付へは正面口・ローソン脇の出入り口が便利ですが、入院病棟や健康診断プラザへの出入りはこちらの出入り口から東口玄関からが便利です。


　列車のりばは地下にあります。奥沢・緑が丘と当駅の間で目黒線と大井町線はダイナミックな立体交差で線路が入れ替わり、都心方面行と郊外方面行で相互乗り換えがとても便利。構内は2面4線で、線路の外側2本が目黒線、内側2本が大井町線となっています。

　内側の大井町線線路の大井町寄りには8両編成対応の引き上げ線があります。大井町線の異常時折り返しの他、回送列車が大井町線⇔目黒線を転線する際の方向転換に活用されています。

■2002年の駅名標

　駅番号が入る前の前のデザインです。これは2002年に撮影したものです。駅名の上に東急電鉄のコーポレートカラーが入り、隣駅表示が漢字となっています。


　こちらは2008年に撮影したバージョンです。日本語・英語の他に駅名部分のみ中国語とハングルが付加されていました。


　2002年当時、大井町線ホームの下り線最後尾付近にこんなものがありましたが、これはいったい何でしょう…答えはこちら。

　↑画像の付近に設置されていた車掌さん向けのワイヤレス発車ベルスイッチの受光部でした。現在は撤去されてしまっていますが、これに気が付いてた人って居たのかなぁ。

隣の駅＠MG目黒線
上り：洗足駅MG071.0km
下り：奥沢駅MG091.2km

隣の駅＠OM大井町線
上り：北千束駅OM070.8km
下り：緑が丘駅OM090.5km

※訪問日：結構あります。

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