oshamambe
北海道旅客鉄道株式会社 函館支社
長万部駅H47北海道山越郡長万部町字長万部228番地7号
駅長所在の直営駅

 平成30(2018)年4月訪問時の様子です 
oshamambe
 1番線・2番線ホーム設置の駅名標です。こちらには函館線黒松内方面の隣駅表示はありません。また上り方向の隣の駅は令和6年3月に閉駅した中ノ沢駅です。

oshamambe_ekisya
 降雪期ではない時期の駅舎です。左右対称に見える大きな角のような三角屋根が印象的な駅です。特産の蟹を模しているのかな?2つある突起のような屋根のうち右側が駅舎待合室に通じる出入口がある側で、左側は以前まではスーパーマーケットが入居していましたが、現在は観光案内所が入居しています。

 当駅を訪問した週末のある日、列車を降りて停車中の車両を撮影。列車を見送り対面のホームを見回すと、、、
oshamambe_konai_mambe
 ん?なにやら赤い物体が?!?!これはひょっとして。。。

oshamambe_mambekun
 長万部町観光協会マスコットの「まんべくん」じゃあーりませんか!週末日中を中心に特急列車のお見送りや歓迎の為にホームに出没しているとの駅係員さんの証言ですが、アテンドの配置もなく一人で忽然とホームに立っていて、しかもエスカレータや階段もない階段をテクテク昇り降りする姿はとてもシュールコミカル。見た途端笑いがこみ上げてきたのは言うまでもありません。

oshamambe_mambekun_kosenkyo
 このまんべくん、とてもサービス精神旺盛で、列車待ちをしている訪日観光客を容赦なく羽交い絞めにし記念撮影をしてくれます。ニセコ方面から函館への乗換の為に暇を持て余していた人たちにも大好評。

oshamambe_tsuro
 跨線橋を昇り降りし、駅舎側の通路を通って改札へ向かうまんべくん。

oshamambe_kaisatsu
 改札口とみどりの窓口はこんな感じですが、そんなことよりもまんべくんの行方が気になる私。

oshamambe_soto
 外のタクシーに愛想を振り撒くまんべくん。タクシー業界と観光協会の癒着ぶりがよくわかる瞬間です。

oshamambe_kankokyokai
 駅舎の左半分は観光案内書の「インフォまんべ」になっていて、観光案内のほかにまんべくんグッズの販売やまんべくんの待機場所になっているようです。これだけ笑わせていただいたまんべくんに敬意を表しまんべくんグッズを買って帰った私でした。

 。。。当ブログは全国ゆるキャラ図鑑ではありませんので、駅やその周辺についても触れます。
oshamambe_onsen
 温泉地でもある長万部町。駅付近にも温泉を売りにしている旅館が点在しています。この看板にもまんべくんがニッコリと微笑んでいます。

oshamambe_183_WGN
 当駅はわがまちご当地入場券とキハ183系入場券が同時発売しています。お買い求めは当駅のみどりの窓口へ。なお右に写る自動券売機は当駅窓口営業時間のみの稼動で、それ以外の時間は電源を落としシャッターが閉められ外観すら見ることができなくなります。

oshamambe_meisho
 ホーム上にある名所案内にも温泉で有名である旨が記載されています。「塩類泉」って塩分を含んでいるんで濃厚な泉質。実際に宿泊して体感しましたが意外と熱くすごくよいお風呂でした。おススメです。

oshamambe_gomibako
 だからかどうかはわかりませんが、ホーム上のゴミ箱は錆び付いています。

oshamambe_home1_forHakodate
 構内は特急が発着している1,2番線ホームと、普通列車が中心に発着している3,4番線ホームがあります。

oshamambe_timetable
 当駅の列車発車時刻表です。赤文字の特急が多く発着していることがよくわかります。

oshamambe_timetable_Localtrain
 対する普通列車は倶知安方面と室蘭線が各4本ずつ、森・函館方面が6本と合計しても14本しか設定されていません。午前中の通学に便利な時間帯を逃すとお昼過ぎまで列車が無いという。。。黒松内駅方面へは平日のみニセコバスの寿都方面路線が、森方面へは函館バス(nimoca等ICカード使用可)の函館方面路線バス(元日運休)が設定されていて、普通列車の運転本数が少ないことを補っています。

 2016年1月訪問時の様子 
oshamambe_ekisya
 温泉地の最寄り駅で、函館線と室蘭線の分岐駅です。駅を出て線路を越える歩道橋を渡ると温泉街に出ます。なかなか良いお湯でした。

 訪問したのが2016年1月で北海道新幹線新函館北斗駅開業間近であることもあって…
oshamambe_shinkansen
 駅前には新幹線H5系車両をかたどったイルミネーションがありました。2031年に新幹線が札幌へ延伸された暁には当駅にも新幹線の駅ができるとされています。

oshamambe_infomambe
 観光案内所「インフォまんべ」。。。長万部町観光協会さんはなんという思い切った名称なのでしょうか。ここの改札側のエントランスはもっと思い切ってます。
oshamambe_shop
 訪問日が元日であったために閉館していたのがとても残念ですが、長万部町公式ゆるキャラの「まんべくん」を前面に押し出した自動ドアには驚きます。訪問したのが元日で休業なので営業していなかったので案内所の全容はこのときはわかりませんでした。

oshamambe_soto
 駅舎を背中にした駅前の様子です。この画像では良く見えませんが、真っ直ぐ歩いて5分程度で内浦湾に面した国道5号線に出ます。

oshamambe_kaisatsu
 改札口の様子です。↓にある2001年当時の窓口と構造は変りませんが、装飾はかなり変っています。また、多客期だからなのか、列車待ち合わせ客向けにパイプ椅子が増設されています。

oshamambe_konai
 ホームが2面しかない割には広々とした構内です。

oshamambe_Cassiopeia_info
 跨線橋内に掲げられた編成案内。。。北斗星とカシオペアの案内はもはや必要がなくなったので現在は看板の下半分は切断され、上半分のみがぶら下がっています(2018年5月確認)。

oshamambe_timetable_hokuto
 特急・急行列車の発車時刻が英語と中国語で表示されています。昨今、外国人観光客が増えている北海道ですが、長万部町にも押し寄せているのでしょうか?

oshamambe_kaidan
 多言語乗換案内はこんなところにも…

oshamambe_home2_forHakodate
 3番線に停車中は快速アイリス・函館行です。3番線は普通列車が主に使用します。

oshamambe_kaigyomambe
 構内にも「まんべくん」。

 2001年11月訪問時の様子 
oshamambe
 室蘭線側の隣駅表示が「あさひはま(旭浜)」となっています。現在は旭浜駅が廃止されているので静狩駅に変っています。

oshamambe_ekisya
 雪に覆われてわかりにくいですが、屋根は青色となっています。

oshamambe_kaisatsu
 長万部町は自治体としてはそれほど大きな町ではないのですが、2大幹線が分岐する駅ということで駅そのものの規模はソコソコ大きいです。また、将来は当駅に北海道新幹線がやってくるそうです。

oshamambe_konaioshamambe_home2
 駅は函館線から室蘭線が分岐してますが、実際の線路配線は函館方面から室蘭線への線路が有利に配線されていて、黒松内駅方面の函館線へは函館方面から直通が無いことから極めて冷遇されてます。

oshamambe_home4oshamambe_home1
 小樽方面が冷遇されているのは配線だけではなく、普通列車の接続も。。。普通列車間の乗り継ぎ需要はあまり多いとは言いがたく、あるとすれば週末の1日散歩きっぷ利用者が札幌⇔小樽⇔長万部⇔東室蘭⇔札幌の乗り継ぎをする人ぐらいなのかもしれませんが、それにしても札幌の本社と函館支社の仲があまりよろしくない事を如実に示しているかのよう。。。

 当駅は駅弁も有名で、名産の蟹を生かした「かにめし」がとてもおいしいです。
oshamambe_kanimeshi
 この他にも駅前の食事どころで食べることが出来る「かにチャーハン」も絶品でした。
<当駅→二股駅間の踏切施設>
・(112k560m)当駅
112.3km
・(113k229m)砂原道路踏切
・(未確認)飯生神社道路踏切
・(113k776m)オバルベツ踏切
・(115k510m)小橋道路踏切
・(116k503m)栗岡道路踏切
・(未確認)(詳細不明)踏切
・(未確認)(詳細不明)踏切
・(121k140m)二股駅
120.9km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@函館線
上り:中ノ沢駅H48(閉駅)4.6km→国縫駅H499.5km
下り:二股駅S328.6km
<当駅→静狩駅間の踏切施設>
・(0k000m)当駅
0.0km
・(0k573m)長万部道路踏切
・(未確認)栄原道路踏切
・(未確認)第1道路踏切
・(未確認)開発道路踏切
・(未確認)第三道路踏切
・(5k300m)旭浜駅
5.3km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@室蘭線
上り:(起点駅)全長211.0km
下り:旭浜駅(閉駅)5.3km静狩駅H4610.6km

※訪問日:2001年11月30日,2016年1月1日,2016年1月1日,2018年4月14日,2018年5月6日
 JR北海道わがまちご当地入場券購入日:2018年4月14日(No.4326)
 キハ183-0系入場券購入日:2018年4月14日(No.1168)
 北の40入場券購入日:2020年5月17日(No.____)
 JR北海道北の大地の入場券購入日:2020年10月26日(No.3589)