rebun
北海道旅客鉄道株式会社 函館支社
礼文駅H44北海道虻田郡豊浦町字礼文華
長万部駅管理の無人駅

rebun_ekisya
 「礼文(れぶん)」と見聞きすると宗谷地方にある離島(礼文島)を思い起こす諸兄が多いでしょうが、当・礼文駅は道南・豊浦町にございます。

rebun_soto
 駅前広場を擁した無人駅で、1989(平成元)年に建て替わった建物が利用者を受け入れています。周囲は郵便局・理髪店などの商店が点在しています。

rebun_naka
 建物内はこのようになっています。以前は簡易委託係員が配置されていて乗車券類の販売が行われていたようですが、現在は販売窓口が板で塞がれていて、完全無人駅となっています。

rebun_fare_timetable
 運賃表と時刻表です。 


rebun_konaifumikiri
 線路側は意外と広く、現在もバラスト積み出しなどが行われているようです。

rebun_home1_forOshamambe
 構内は複線上の2面3線で、普通列車のみが停車します。
 
rebun_tunnel_hi1
 当駅と大岸駅の間にある礼文浜トンネルの礼文駅方出口には「トンネルの安全を誓う碑」が建立されていて、その設置者として当時の運輸大臣の名前が刻まれています。その当時の運輸大臣は現在政府のGo To トラベルキャンペーンの旗振り役とみられている二階俊博氏。こんなところで名前を見るとは思いませんでした。

rebun_tunnel_hi2
 碑の裏面には2000年に発生した礼文浜トンネル内コンクリート塊落下事故の戒めが綴られています。その10年ほど経過したのちに経営を揺るがすほどの不祥事が頻発したことにこの碑の教訓が生かされていないのは残念至極。
<当駅→大岸駅間の踏切施設>
・(23k570m)当駅
23.6km
・(未確認)礼文第一道路踏切
・(未確認)第一浜道路踏切
・(27k660m)大岸駅27.7km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@室蘭線
上り:小幌駅H456.1km
下り:大岸駅H434.1km

※訪問日:2020年5月17日