令和4（2022）年4月・開業後の様子です　

　北海道銘菓企業・株式会社ロイズコンフェクトと地元の当別町による請願駅として令和4年3月に開業した新しい駅です。駅舎躯体がロイズ商品の外箱をイメージしたデザインになっているのが面白いところです。駅名は当駅からほど近い場所にあるロイズふと美工場の近隣にあり、当駅設置費用の大半を負担した企業の名称に基づいています。


　駅の外の様子です。ここは駅開業に間に合わなかったようで、開業時点ではいきなり砂利で、ロータリー部分も未舗装かつ未整備となっていました。ここは当別町の整備により令和5年3月に完成予定とのこと。


　よって必要最低限の通路のみが設けられています。


　駅舎内の様子です。木目をイメージした壁紙で温かい雰囲気を醸し出しています。無人駅につきICカード用簡易改札機とICカードには対応していない自動券売機が置いてあります。当駅ではICカードのチャージはできません。ICカードの残高が足りない場合、乗車時は降車駅でチャージ（もしくは駅係員へ申告）、降車時に残不足の場合はとりあえず降りちゃって次に乗車時に有人駅で係員に相談ということになります。
※訪問当日もPASMOを片手にどうしようか迷ってる客を見かけましたが、その辺の案内表示がないのが気になりました


　券売機に表示されている当駅からの運賃表（＝券売機の発売可能範囲）です。2,100円区間まで発売できるようで、遠くは糸井、砂川、銀山、川端の各駅まで発売可能のようです。桑園駅までは440円、札幌駅と苗穂駅までは540円、新札幌駅までは750円となっていますが、新琴似駅から麻生駅まで徒歩連絡で地下鉄を乗り継ぐと新さっぽろ駅までは合計700円となっています。


　券売機にはインターフォンとみられる電話機がついていますが、これは券売機と改札機の異常に特化した内容に関して受け付ける電話のようで、利用で困ったときの連絡先電話ではないようです。


　改札頭上には列車の発車案内を表示するディスプレイが設置されています。


　列車時刻表です。当駅を含むあいの里公園駅～当別駅間を走行する営業列車のうち9割が停車します。当駅開業日（令和4年3月）時点での通過列車は以下の通りです。

2533M　札幌6:40発→北海道医療大学行
 651M　札幌22:37発→当別行
 520M　当別5:33発→新千歳空港行
 522M　当別6:00発→札幌行
2528M　北海道医療大学6:51発→札幌行

　下りは2本（札幌基準で朝2番と最終の当別行）、上りは早朝3本（当別基準で朝1番と2番と5番、北海道医療大学基準で朝1番）の合計5本が当駅通過となっています。当駅通過列車に乗ろうと思うと上り列車は結構ハードルが高い？！


　構内の様子です。ホーム上の縦型駅名標には広告枠にサッポロビールが入っています。


　列車の停車位置目標は強風や豪雪を見越して補強されています。


　よく見ると当駅の停車場中心標柱があります。


　ホーム上に設置されている鉄道電話箱には17k880mの表示があります。この表示と停車場中心標柱の位置が凡そ80メートル程度離れているため、当駅の距離程は17k800mということでFA？


　そんな当駅は御覧の通り単線上の1面1線です。

　令和4（2022）年2月下旬に行ってみました　
　令和4年豪雪の合間を縫って現地を見てきました。

　駅前広場は立派なロータリーなどが形成される予定のようですが、開業まで半月程度まで迫った2月下旬でご覧のような状態でした。


　近接している15線道路踏切から開業準備作業を行う様子を見ることが出来ました。流行りのホームドアといったものの設置は無さそうですね。

＜当駅→太美駅間の踏切施設＞
・（17k880m）当駅17.9km
・（18k246m）南3号線道路踏切
・（18k493m）16線道路踏切
・（19k074m）南2号道路踏切
・（19k340m）太美駅19.3km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます

隣の駅＠札沼線

上り：あいの里公園駅G111.5km

下り：太美駅G122.7km

※訪問日：2022年2月27日,2022年4月21日

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