sagamihara
東日本旅客鉄道株式会社 横浜支社
相模原駅JH27神奈川県相模原市中央区相模原一丁目1番3号
橋本駅管理の業務委託駅(委託先:株式会社JR東日本ステーションサービス)
★Suica(首都圏エリア)の駅

 明治41(1908)年9月に東神奈川から八王子間で開業した横浜線(当時は横浜鉄道)で、その当時は当駅の設置はなく、1941(昭和16)年の原町田~八王子間電化完成に便乗して追加設置された駅です(陸軍がやってきたために設けられたようです)。
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 1998年に現在の橋上式駅舎に改築されました。↑は国道16号側の南口で、相模原市役所まで徒歩約20分(路線バスでも行けます)と、相模原市の行政の中心地に程近い・・・ものの、とはいえ「近くて便利」というわけでもない微妙な位置関係。
 相模原という街にはJR横浜線の他にJR相模線、小田急線、京王線がひしめき、それぞれに「相模原の中心」を自認する駅を持っています。小田急には相模大野というジャンクション駅があり、当駅とは全く違う場所に「小田急相模原」という駅があります。京王線には橋本駅があり、将来的にはリニア中央新幹線が乗り入れることからこちらも中心地のような風格があります。余談ですが中央線藤野駅と相模湖駅も広域合併のおかげで相模原市に含まれていて、同市の広域性をよく示しています。

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 駅前のペデストリアンデッキの屋根柱には地元相模原に根差したスポーツチームをアピールするラッピングが施されています。
  • 男子アメリカンフットボールXリーグ:ノジマ相模原ライズ
  • 男子ラグビーリーグワン:三菱重工相模原ダイナボアーズ
  • 男子サッカーJ2リーグ:SC相模原
  • 女子サッカーなでしこリーグ:ノジマステラ神奈川相模原
 相模原を本拠にしているスポーツチーム4つが紹介されていますが、意外なことに野球チームの紹介がありません。
 それもそのはずで相模原を本拠としているプロを名乗るチームは存在しておらず、かといって全く試合をしていないのかというとそうでもなく、神奈川県全域をホームタウンとしている横浜DeNAベイスターズ(NPB)と神奈川フューチャードリームス(ルートインBCリーグ)が相模原球場で主催試合を行うことがあり、これら2チームが相模原の「おらがプロ野球チーム」ということになるのでしょうか。相模原球場へは淵野辺駅か相模大野駅からバスでどうぞ。

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 そんなスポーツを紹介する柱があるペデストリアンデッキは「であいの丘」という名称が付与されています。大阪・道頓堀のようなナンパ師がたくさんいるようなイメージ・・・ではなく、相模原市が提唱している「4つの都市の丘」のテーマとして「出会いの丘」が制定されたんだそうです。詳細は以下のPDFを参照してみてください。
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/

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 取材日は北京2022冬季オリンピックの開催期間中で、であいの丘にはこのような地元選手の応援横断幕が掲げられていました。スノーボードの戸塚優斗選手は保土ヶ谷区ご出身、大塚健選手は厚木市のご出身で、両選手とも相模原市内の私立高校を卒業されたんだそうです。

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 当駅には北口がありますが、こちら側は駅前に開発の余地が現時点ではほぼなく、閑散とした雰囲気が漂っています。
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 その理由がこれ。駅前には公道を挟んだ向こう側に大きなフェンスを隔てて駐日米軍関連の土地が広がっています。将来的には米軍が撤収し、日本人が自由に開発できるようになるらしいので、それを見越しての北口設置のようです。

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 当駅のエントランスは橋上駅舎の上に1か所あります。

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 改札口の脇にはみどりの窓口がウォークイン式で設けられています。

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 当駅から1,690円区間までの運賃表です。町田駅までは170円、橋本駅までは140円となっています。横浜市内まで(から)の乗車券をお持ちの場合は長津田駅までの220円のきっぷを購入することをお勧めします。当駅から新宿駅までは橋本駅で京王線に乗り換えるルートが20円ほど安いようです。

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 改札付近では新幹線eチケットの宣伝に当駅オリジナルのマスコット・さがぴょんが駆り出されています。制帽の記章が「さ」となっているのがポイント?!

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 こちらはしっかりと制服の上着を着用したさがぴょん。いい味出しています。

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 構内は複線上の2面2線。各駅停車の他に、利用客数で上回る淵野辺駅を差し置いて快速電車も停車します。横浜線の快速電車は行政の中心地に近い駅に弱いらしく、横浜市緑区役所の最寄駅・中山駅にも停車するのはそういう理由のようです(それだけではありませんが)。

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 2番線ホームを1番線側から見ると、ホームのかさ上げに土のう復路が重ね置きされた上にボードを置いただけというシンプル構造。これ、ひょっとして将来的にホームドアを追加設置させるための準備工事?!これを見てユニクロの商品陳列を思い起こしたのは私だけではないでしょう。

 開業当初の当駅は現在と変わらない対向式ホーム2面が活躍する駅だったようですが、上下ホームの間に中線があったようです。

 ↑1998年まで使われていた開業当初からの木造駅舎の画像が拝めます
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 ホーム屋根の柱にはおしゃれなランプ調の照明器具が設置されています。他の駅にはない装飾ですな。

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 1番線ホームのエスカレータ脇には東神奈川起点で31キロポストが設置されています。当駅の中心点は30k900mなので、この標柱より100メートル矢部駅寄りにあるようです。

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 「僕の駅を汚さないで!」・・・さがぴょんは男性だったんですな。

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 ホームの乗車目標には2015年まで展開していた横浜線各駅スタンプの絵柄が記されています。当駅はE233系H016編成に貼付されていた相模原市民桜まつりが描かれています。

 2001年4月の様子です 
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 JH27の駅番号が付与されたのは2016年となっています。それ以前の駅名標です。

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 当駅は駅舎の橋上化に便乗させて駅ビル(商業施設)を設けています。設置当初は「相模原ナウ」というある意味時代を先取りした名称でしたが、2013年4月に運営管理会社が変更(東京西駅ビル開発株式会社)になったことをきっかけに「CELEO(セレオ)相模原」に変更になっています。「セレオ」はJR中央線(Central Line)の線名とそのラインカラー(Orange)を掛け合わせた造語なのですが、それが横浜線沿線にある違和感。。。ま、鉄道マニア以外の利用者にはどうでもいい話ですが。

 ところで、当駅付近の地下には小田急多摩線が唐木田駅から延伸されてくる計画があるらしいです。

 前述の通り小田急電鉄には小田原線に「小田急相模原」という駅があるため、仮に当駅付近まで延伸されてきたらどんな駅名になるのか、それとも小田急相模原駅が改称されるのか、気になるところですが、いつになることやら・・・小田急のことだから「新相模原」とするのかな?

<当駅→橋本駅間の踏切施設>
・(30k900m)当駅
・(31k356m)小山踏切
・(31k586m)向陽踏切
・(32k523m)小原踏切
・(32k770m)高砂踏切
・(33k760m)橋本駅
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@JH横浜線
上り:矢部駅JH26■1.8km
下り:橋本駅JH28■2.8km

※訪問日:2001年4月29日,2022年2月16日