sapporobeerteien
北海道旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部千歳地区
サッポロビール庭園駅H11北海道恵庭市戸磯593番地4号
千歳駅管理の無人駅
🆋Kitaca(札幌・旭川エリア)の駅

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 普通列車の一部も通過してしまう小さな駅ですが、実は重要な役割を果たしている駅でもあります。こちらはサッポロビール北海道工場に近接している西側出入り口です。恵庭地区の工業団地の玄関口となっていて、徒歩15分程度の場所にはJR北海道硬式野球クラブの専用球場「JR恵庭グラウンド」があります。球場へは東口からもアクセスは可能ですが、西口からのルート上にはコンビニ(セイコーマート)があります。

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 西口には恵庭市が整備したトイレが設置されています。

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 こちらは東側の出入り口です。

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 東口は駅前でもこのあり様で、民家が数件あるほかは空き地と田畑が広がっています。

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 当駅は無人駅なので東西どちらの出入り口から入っても改札口はなく、階段を上がるといきなりこのような通路になります。

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 跨線橋から望む構内はこんな感じ。

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 当駅にはいわゆる「待合室」的な設備はなく、石勝線などで多く見られる跨線橋の降りた先にちょこんと設置された風除室に僅かなベンチが置いてあるのみ。ここにICカード乗車券の改札機が設置されています。これは上下線いずれのホームにも設置があります。

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 JR北海道の無人駅ではおなじみの運賃表もありますよ。札幌駅と苫小牧駅の運賃が同額となっています。

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 ICカードの簡易改札機は風除室内に設けられているものの、乗車駅証明書の発行マシーンはホーム上にあります。

 JR北海道の駅といえばこのホーロー看板です。
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 下部の広告枠はどの駅も決まって「本場の味 サッポロビール」なのですが、その広告主様をあしらった駅名なのがいい味を出しています。

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 構内は複線上の2面4線。西の里信号場が実質的に使われなくなってからは貨物列車や普通列車が通過列車の退避を行う役割を当駅が担ってて、運転上重要なポジションにあります。2020年3月以降は増発された快速エアポートの退避回数が増え、その重要度がさらに増しています。

 平成13(2001)年1月訪問時の様子です。 
sapporobeerteien
 2001年訪問時の駅名標です。駅番号のマークはまだありません。1990年の開業で千歳線の中では2番目に新しい駅です。

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 駅舎はなく跨線橋が待合室を兼ねているような状況です。

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 駅名は当時としては珍しい企業名を含んだものになっています。

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 階段付近にのみ上屋があります。

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 普通列車が特急列車を退避している様子です。
<当駅→長都駅間の踏切施設>
・(未確認)当駅
33.4km
・(35k888m)東3線踏切
・(37k620m)長都駅
35.6km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@千歳線
上り:恵庭駅H102.3km
下り:長都駅H122.2km

※訪問日:2001年3月25日,2017年4月16日などなど多数