segoshi
北海道旅客鉄道株式会社 旭川支社
瀬越駅■北海道留萌市沖見町一丁目
留萌駅管理の無人駅
※2016年12月4日で営業終了、閉駅しました

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 海岸が広がる絶景を目前にした駅でした。訪問時は真夏(8月)であったため、とても気持ち良い光景が広がっていました。

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 こちらは徒歩数分の「るもいゴールデンビーチ」です。砂浜で海水浴シーズンにはレジャー客がやってきますが、彼らが鉄道を利用するわけもなく、自家用車の駐車場がしっかりと整っています。

 当駅は1926年に駅前の海岸を利用する海水浴客の利便性を図るために設置された仮乗降場でしたが、当駅近隣の国道231号線(オロロンライン)周辺に住宅が多かったこともあり、1969年に「臨時駅」へ昇格。さらに1987年のJR北海道発足に伴いまるで恩赦のごとく「駅」へ昇格すると言うシンデレラストーリーを持った駅だったりしました。

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 駅の出入口の様子です。手前に下ると海岸方面へ、奥へ上がると国道231号線・沖見町二丁目交差点に出ます。国道から当駅へは目ぼしい目印があまりなく、サッポロドラッグストア留萌店がある付近が当駅でした。

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 当駅には留萌~増毛間の中間駅に見られるようなプレハブ感が満載な待合室や貨車改造待合室ではなく、小さいもののコンクリート仕様の立派な建物となっていました。

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 中を見ると意外と質素。誰が持ち寄ったのか一人掛けの椅子が異彩を放っていました。

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 運転本数はこの程度ですが、留萌駅から2.1キロ程度しか離れていない市街地にある当駅なので徒歩でのアクセスも比較的容易だったりしました。

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 構内は単線上の1面1線。留萌~増毛間に設定されている6.5往復の列車のうち増毛駅を21時台に発車する最終列車のみが当駅を通過していました。

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 2003年に列車内から撮影した当駅の駅名標です。交換される以前のものとなっています。

隣の駅@留萌線
上り:留萌駅■2.1km
下り:礼受駅■4.0km

※訪問日:2016年8月12日