小田急箱根株式会社 鉄道部
仙人台信号場■神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下
信号場(行き違い型)
列車頻発時間帯に行き違いを行うために設けられている信号場です。
箱根登山鉄道線には3か所ある信号場ですが、スイッチバック(方向転換)を実施しない信号場はここだけです。箱根登山鉄道線では中間の全駅で行き違いができます。駅が行き違い可能な信号場と同様な役割を果たしていて、当信号場では列車回数が多い時だけ使用されます。といっても当信号場を通過運転する列車はなく、必ず一旦停止したうえで通り過ぎます。
スイッチバック(方向転換)を行わないため、その他2か所の信号場(と大平台駅)で実施している乗務員の乗務位置交換の必要がないことから、当信号場にはその他2か所の信号場とはことなりプラットホームはなく、乗務員室の位置に合わせて簡便なお立ち台が設けられています。
当信号場は国道1号の宮の下まであと1キロの標識がある旧カーブ付近にあって、道路上からはアクセス路があります。。
<当信号場→宮ノ下駅間の踏切施設>隣の駅@OH鉄道線
・(11k220m)当信号場11.2km
・この区間に踏切はありません
・(12k075m)宮ノ下駅12.1km
上り:上大平台🚦0.8km→大平台駅OH531.3km
下り:宮ノ下駅OH540.9km
※訪問日:現地乗降不可(車内からの撮影日:2021年8月25日)