愛知環状鉄道株式会社 運輸部営業課
瀬戸市駅（21）愛知県瀬戸市東横山町114番地3号
終日有人駅
🆋TOICAの駅
愛環線内の瀬戸市における中心的な役割を担う駅のようで、当駅から別路線が分岐して瀬戸市品濃付近を経由して多治見駅へ至る壮大な計画があったんだそうです。
愛環線の岡崎駅～豊田市駅間は当初「岡多線」というJR線でした。路線名の「岡」は岡崎を、「多」は多治見を示していました。旧国鉄の計画では当駅で分岐する高蔵寺へ向かう瀬戸線と、多治見へ向かう岡多線があったのですが、計画通り設置されたのは瀬戸線・高蔵寺方向の線路のみで、岡多線として計画されたルートは旧国鉄バスが当駅付近から瀬戸記念橋、品野を経て多治見へ至っていました。超余談ですがその名残りなのか、品野交差点の看板にはこんな記述が…
1990年に何の因果かその品野の先にJR東海硬式野球部が練習場を設けていますが、この岡多線が計画通りに設置されていればこのグラウンドへのアクセスが飛躍的に便利だったわけで。。。
新瀬戸駅前からバスでおよそ25分の位置にある交差点に「品野駅前」の文字。交差点名称だけが駅の設置を信じて待っているようでした。名鉄バス品野バス停のすぐ近くにあります。
話は愛環瀬戸市駅に戻ります。バスターミナルとは逆の側にある広場にはこのような像が。。。
人の胸部から上だけのよくわからない像です。両手を広げて誰かと抱き合わんと言わんばかりの様子ですが。。。こちら南口が比較的ゆとりがある広場があるのかというと、おそらく貨物用のヤードなどができる計画があったようで、それがとん挫したので広場にしてしまおうということになったようです。
こちらはバスターミナルや名鉄瀬戸線新瀬戸駅がある西口です。品濃方面からのバスはこちら側から発着しています（名鉄尾張瀬戸駅からも乗車可能）。当駅は「瀬戸市」、名鉄は「新瀬戸」と駅名が異なっているのが紛らわしいところ。。。
終日有人駅として自動改札機も稼働しています。名鉄瀬戸線との乗換駅となっています。名鉄瀬戸線は栄エリアへ、愛環線は一部時間帯で名駅エリアへ直通で行ける便利な駅だったりします。
当駅の高架下には三菱UFJ銀行のATMやスーパーマーケットなどが入居していて、さらに駅前にもファストフードやスーパーがあってそれなりに便利な機能が整っています。
名所・施設案内の看板。
構内は2面2線。岡崎方は単線、高蔵寺方は複線となっています。
隣の駅＠愛知環状鉄道線
上り：瀬戸口駅（20）2.4km
下り：中水野駅（22）2.8km
※訪問日：2017年5月6日
