北海道旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部
社台駅H22北海道白老郡白老町字社台
登別駅管理の無人駅(株式会社北海道ジェイ・アールサービスネット孫請け)
令和5(2023)年12月訪問時の様子です
駅の外の様子です。少し歩くと国道36号に突き当たり、更に200メートルほどで太平洋側の海岸に出ます。
「社台」の由来はアイヌの言葉で「浜側(sa)」「林(tay)」「川(pet)」で「シャダイ」と読ませ、強引に漢字をあてて「社台」としたようです。そういわれれば浜辺が近く、社台川の上流部には林が広がっているので納得の由来だったりします。
国道には道南バスの社台バス停があり、毎日運行の苫小牧~登別温泉便の他に土休日ダイヤ時のみの新千歳空港行が運行されています(当バス停からは7:09発→空港8:55着)。
駅舎建物内部の様子です。案外広い待合室スペースです。
昭和56(1981)年に現在の駅舎に改築され、旧駅舎時代からの簡易委託出札窓口営業が行われていましたが、それも昭和59(1984)年に契約解除により無人化されています。待合室にはその名残りで窓口跡が残っています。
運賃表です。この時の運賃は白老駅までは250円、苫小牧駅までは440円、東室蘭駅までは970円、ここに記載はありませんが新千歳空港駅までは1,150円となっています。
※参考:道南バスで白老駅前まで260円、苫小牧駅前まで460円、新千歳空港国内線までは790円(空港までは割安、それ以外までは少し割高)
避難先情報が掲示されています。
白老町の駅から80キロ以上離れた大学へ通学する旅客に対して定期券補助が出るそうです。新札幌付近までが81キロなんだそうでおおよそ札幌市内の学校を想定した施策なのかも知れませんが、小幌駅の手前、大岸駅までも85キロと補助の対象になっています(大岸や小幌に大学があるかは知りませんが)。
構内は複線上の1面2線です。737系使用の普通列車が活躍しています。
↑当駅登場の動画です。
平成29(2017)年8月訪問時の様子です
2017年訪問時は711系電車が撤退し、ディーゼルカーによるワンマン運転でした。
駅舎は2001年訪問時から変っていません。
平成13(2001)年11月訪問時の様子です
駅ナンバリング制定以前の駅名標です。
このあたりではお馴染みデザインの待合室を駅舎に持つ駅です。札幌近郊ですと旧美々駅がこのタイプですね。
「社台」と聞くと競馬ファンにはお馴染みの「社台ファーム」を思い浮かべる方も多いでしょう。社台ファームは千歳市に本拠を置く競走馬の牧場ですが、当駅の近くにある「白老ファーム」もその一環の牧場のようですが、残念ながら見学は出来ないそうです。
当駅を出てすぐの緩いカーブを曲がると、そこから先は沼ノ端駅の手前まで続く日本の鉄道での最長直線区間になります。その直線区間はおよそ28キロ…東京駅から横浜駅の手前ぐらいまでとほぼ同じ。真っ直ぐ進む線路を眺めてるだけでもとても雄大な風景を実感できます。
その直線の線路を貨物列車が駆け抜けていきます。
「社台」と聞くと競馬ファンにはお馴染みの「社台ファーム」を思い浮かべる方も多いでしょう。社台ファームは千歳市に本拠を置く競走馬の牧場ですが、当駅の近くにある「白老ファーム」もその一環の牧場のようですが、残念ながら見学は出来ないそうです。
当駅を出てすぐの緩いカーブを曲がると、そこから先は沼ノ端駅の手前まで続く日本の鉄道での最長直線区間になります。その直線区間はおよそ28キロ…東京駅から横浜駅の手前ぐらいまでとほぼ同じ。真っ直ぐ進む線路を眺めてるだけでもとても雄大な風景を実感できます。
その直線の線路を貨物列車が駆け抜けていきます。