shibetsu
北海道旅客鉄道株式会社 旭川支社
士別駅W42北海道士別市西3条八丁目
駅長所在の直営駅

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 木材の産地として繁栄した士別市の中心駅で、特急列車を含む全ての列車が停車する拠点駅でもあります。駅舎は平屋構造ながら立派な鉄筋造りとなっています。同じ読みの「標津町」区別のために「さむらい士別」というカッチョイイ呼ばれ方をしています。

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 駅前広場はとても広いのですが、バス停は隅っこに追いやられています。そのバス停は…
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 これ。士別市には「士別軌道」というバス事業者があって士別市内と名寄市風連エリアをテリトリーとしています。この「士別軌道」という会社はかつて士別エリアで軽便鉄道事業をしていましたが1959年に廃止され、現在はバス専業事業者となっています。北海道では元々鉄軌道事業者だった会社が企業名称を変更しないでバス事業を行っている例が士別軌道の他に散見できます(旭川電気軌道、夕張鉄道、じょうてつ)。

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 当駅がある士別市は羊(サフォーク)が飼育されていて、町のあちこちに羊を模したイラストが点在しています。
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 ゆるキャラ「さほっち」が制定され、なんとテーマソングのCDまであるというから驚きます。
http://www.city.shibetsu.lg.jp/www/genre/1458029799516/index.html

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 さすがは特急停車駅です。とても広い改札前付近です。券売機は食券型になっていますが健在です。

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 旧手荷物台付近には日本地図が掲出されていますが、北海道と本州の大きさってちょっとおかしくない???

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 駅スタンプは改札係員に申し出れば押すことが出来ます。

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 待合室内には撤退したキオスクの店舗を活用した地元の特産品などが売られていて、さらに駅そばもあります。ただし訪問した木曜日の午前中はシャッターが降りていましたが。。。

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 JR北海道のマスコット・モジャくんはここにもいます。

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 YOUKOSO!

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 当駅の跨線橋は偉く年季が入っていますがよく手入れされていて、渡り廊下部分には椅子が用意されているのがいいところです。

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 その跨線橋から旭川方向を望んだ図です。

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 構内は単線上の2面3線となっていて、ホームは列車行き違いの有無にかかわらず方面別に旭川・札幌方面は駅舎に面した1番線、名寄・稚内方面は階段を渡った2番線から発車します。

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 3番線は線路錆びとり目的で1日1本だけ列車が入るダイヤになっていますが、厳冬期は3番線の除雪をケチるため閉鎖扱いとなるようです。

 2020年1月訪問時の様子です。 
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 1966(昭和41)年に竣工した駅舎です。

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 改札回りの様子です。

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 窓口頭上の運賃表です。

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 その横に備わっている自動券売機です。発券されるきっぷは磁気化され、旭川駅の自動改札機にも対応しています。この券売機に関する注意事項がまとめられた掲示物をご覧ください。
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 この掲示物に表示された路線図が券売機の発売範囲となっているようです。

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 注意事項は更にあり、不具合が生じた場合に困らないよう、券売機の稼働時間=窓口営業時間となっています。無人駅扱いの時間こそ稼働させなければ勿体ない気がし、メリットがあまり生かされていないように感じますが。。。

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 当駅には黒板式の伝言板が現役で活躍をしています。携帯電話が普及し、伝言があればLINEや電子メールでササッと送って伝えることができるご時世にこのようなものがいつまで残るか、、、当駅へお越しの際はぜひ活用してみてください(↑は当方が書いたものではありません)。

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 訪問のタイミングで待合室内の売店がオープンしていました。そばの飲食もできてかなり有益です。カレーうどん・そばのカレーは少々ピリ辛でしたがとても美味しかったです。

 2005年訪問時の様子です。 
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 厳冬期の様子です。

 駅前 
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 駅前は無電柱化され、すっきりとした印象です。

 羊だらけ 
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 構内は羊をモチーフにした看板があり、士別に来たことを実感します。

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 窓口の営業案内にも羊ちゃんが…。撮影当時、開業間もなかった札幌ドームが描かれています。

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 当駅では訪問当時、缶入り飲料のプルトップを収集するキャンペーンを実施していました。

 建物内は… 
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 改札口の脇にみどりの窓口があります。その脇には自動券売機…よく見ると据付型の券売機が設置されていた跡の前に据え置き型の券売機が置かれているのがわかります。

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 改札口には係員不在の案内が掲出されています。16時50分までが係員常駐時間となっていますが、これは札幌行きの特急サロベツ(当駅16時49分)の発車時刻に合わせた対応かと。

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 当駅では地元が行う売店があり、その隣には駅そば屋さんが出店しています…隣というより、売店とそば屋が同居しているといった方が正解で、そば屋さんでは当然お蕎麦が売られていますが、売店ではパンやサーターアンダギーなどが売られていて、なかなかバラエティに富んだお店となっています。

 構内は… 
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 屋根はあっても吹き込む雪で冬季はすぐに埋もれてしまいます。

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 屋根がかからないホームも雪がえらいことに…。

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 宗谷線には1日3往復の特急列車が運行されています。

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  札幌行き特急の最終は20時47分の特急・宗谷号。これに乗れば旭川へは21時26分、札幌へは22時57
分に到着できます。また、旭川行きの列車は22時28分まであります。

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 構内は単線上の2面3線ですが、冬季は3番線は使われません。

 2013年にプロ野球イースタンリーグ・北海道日本ハム対東京ヤクルト戦が開催された士別市ふどう球場は当駅から歩いておよそ25分です。 

 以前の駅名標 
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 駅ナンバリングが実施される以前の駅名標です。
<当駅→下士別駅間の踏切施設>
・(53k870m)当駅
53.9km
・(54k494m)三丁目踏切
・(54k772m)第3網走留萌線踏切
・(未確認)(詳細不明)踏切
・(55k776m)北9丁目踏切
・(未確認)(詳細不明)踏切
・(57k254m)44線踏切
・(57k812m)43線踏切
・(58k340m)下士別駅
58.3km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@宗谷線
上り:北剣淵駅W41(閉駅)3.7km剣淵駅W408.7km
下り:下士別駅W43(閉駅)4.4km多寄駅W447.8km

※訪問日:2005年12月10日,2017年6月8日,2020年1月31日
 JR北海道わがまちご当地入場券購入日:2018年8月27日(No.3561)