shimokanayama
北海道旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部岩見沢地区
下金山駅T33北海道空知郡南富良野町字下金山
富良野駅管理の無人駅
※令和6(2024)年3月31日で営業終了、閉駅しました

shimokanayama_ekisya
 観光地・フラノから3駅で静かなたたずまいの駅に到着します。道内のこの手の無人駅とは違い、左右対称の建物デザインとなっていますが、建物左側の補強のための格子状の金属が良いアクセントになっています。

shimokanayama_soto
 駅前にはロータリーが設置されています。ロータリーの中心に花が植えられているのが良い感じ。

shimokanayama_anzen
 駅前の道路には下金山地区の交通安全死亡事故ゼロの連続記録日数が誇らしげに掲げられています。2016年7月22日で1,428日ということは前回の交通死亡事故は2012年8月24日に起きているという計算になり、そこから2000日ということは2018年2月14日…訪問した2016年7月22日から数えておよそ1年半程度先ということかぁ。交通量がそれ程多いとは思えないこともあるので、なんとか達成してもらいたいところです。

 そんな下金山駅前に気になる物件がありました。
shimokanayama_ekimae_20160722
 駅前ロータリーから道路を挟んで反対側のこの元商店の建物。訪問をした日は画像の通り出入口のひさしを塗装する作業を行っておられました。リフォームをして商売をするかどうかは未定とのことでしたが、数年後にもう一度下金山を訪れたときにどう変っているか楽しみです。

 そんな下金山地区ですが、鉄道の他にバスも設定されています。しかも2路線。一つ目は隣の占冠村が設定している村営バス。
shimokanayama_busstop
 JR富良野駅から幾寅駅を経てJR占冠駅へショートカットが出来ます。10時、13時、17時台にそれぞれ占冠行きが設定されていて、13時55分のバスだと14時台のスーパーとかち8号に好接続し、札幌に16時台に到着できます。これが下金山駅からJRだと13時55分前後に列車の設定が無く、12時27分か15時26分発となり、15時26分発だと滝川乗換えで17時55分到着となります。利用する時間帯に応じて上手に使えば便利な占冠村営バスです。

shimokanayama_busstop2_1
 もう一つは南富良野町営バス。こちらは町内を縦断していて、下金山駅前に相当する「農協事業所」バス停と東鹿越駅の近隣にある旧分遣所前バス停をショートカットすることが出来ます。
shimokanayama_busstop2_2
 時刻表は以下のリンク先から確認が出来ます。

 バス停表記の「農協事業所」は地元の農産物の直販をしているお店のこと。巨大観光地から適度に離れているので静かで価格が安いのが自慢なんだそうです。

shimokanayama_nogyosoko2_1
 その隣にある大きなレンガ積みの倉庫…古そうな雰囲気ですが、その壁面に書かれてる文字も古い。
shimokanayama_nogyosoko2_2
 「南富良野町」の「埜」の字が旧字なのが渋いです。この他にも空知川にかかるつり橋など、意外と散策ルートが充実していて面白いエリアです。

shimokanayama_waitingroom
 駅舎内待合室は意外と狭いです。昭和57(1982)年に無人駅化されているので窓口は営業していません。

shimokanayama_timetable
 列車本数は富良野・滝川へ向かう列車の方が多く設定されていました(東鹿越~新得間が不通になる以前の話です)。前述の占冠村営バスは金山駅から占冠村役場までが440円となっている中で、JRは上落合信号場⇔新得駅間の片道24.1キロを往復しなければならないことから、その分運賃が高くなってしまい2,160円(←は撮影時の運賃、2019年10月以降は2,420円)となってしまいます。

shimokanayama_konai_ato
 構内はとても広々としています。かつて貨物の取り扱いがあった遺構なのでしょうか、現在では線路をはがして1線のみしかありません。その傍らにある倉庫が良い味を出しています。
shimokanayama_soko
 偉く古い倉庫です。この倉庫に貼付されている建物財産標を見ると…
shimokanayama_soko_plate
 S15の文字が確認できます。昭和15年…西暦でいうと1940年。当駅が当初開業した場所から200メートルほど滝川駅寄りに移設された翌年に設置されています。

shimokanayama_konai2
 当駅は昭和20年代まで西達布森林鉄道が乗り入れており、材木の積み出しなどの役割を担っていました。

shimokanayama_uraguchi
 線路を挟んだ反対側にも数件の住宅があり、黙認ながら駅への出入りが出来たりします。

shimokanayama_home_forTakikawashimokanayama_home_forKushiro
 構内は単線上の1面1線です。以前まで行き違いができた名残りで駅の前後は線路が湾曲していました。
<当駅→金山駅間の踏切施設>
・(77k650m)当駅
74.7km
・(78k271m)金山1線踏切
・(78k916m)金山2線踏切
・(79k354m)清水農場通り踏切
・(80k212m)黄金踏切
・(81k769m)下川原踏切
・(82k709m
付近仮称:電気柵&フェンス踏切
・(83k031m)佐々木踏切
・(83k829m)富士製紙会社通り踏切
・(84k410m)村田橋通り踏切
・(84k610m)金山駅81.6km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@根室線
上り:山部駅T328.0km
下り:金山駅T346.9km

※訪問日:2016年7月22日