shimokuno
西日本旅客鉄道株式会社 中国統括本部山陰支社木次鉄道部
下久野駅島根県雲南市大東町下久野691番地
木次鉄道部管理の簡易委託駅(委託先:花ももステーション)


 平成18(2006)年12月訪問時の様子です 
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 路線カラー導入前は社色の駅名標でした。路線カラーは平成28(2016)年2月からです。

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 当駅も重厚な木造駅舎の駅です。瓦屋根が印象的ですが、この瓦、よ~く見ると…
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 屋根の頂点にある「鬼瓦」と呼ばれる部分にJRのマークが装飾されているではありませんか。瓦屋根の駅はそれほどありませんが、JRマークが入った鬼瓦を備えた駅は確認した限り当駅ぐらいです。また、このような屋根瓦の存在を指摘しているウェブサイトは見掛けませんでした。

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 当駅は県道45号から奥まった高台(といってもそれほど高くない)にあります。

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 駅舎内も重厚な造りの出札窓口があり、その脇には手荷物取り扱い台もそのまま残っています。窓口の営業時間は平日の8時30分から11時30分までとなっています。乗車券収集派の皆さんは午前中にお越しください。

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 当駅の待ち合い室内には様々な掲示物があります。豊橋市の方の作品・絵画「最盛期の下久野駅全景」を見ると、構内は1面2線のほかに側線に留置されている貨車の様子などが描かれています。また、駅舎の屋根は瓦屋根ではなかったようです。「最盛期」の頃はJRではなく旧国鉄時代だったはずで、あの瓦は駅舎のJR化以降に施された改修のようです。

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 また、昔からあると思われる「隣駅間沿線見取図」と「駅周辺案内図」は歴史を感じさせる見事な出来栄えで、一見の価値はあります。

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 駅構内には2種類の縦型駅名標が設置されています。一つは国鉄時代のもの、もう一つはJR化後に設置されたものです。どちらのデザインも個人的には好きなので、いつまでも並存してもらいたいものです。

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 構内を見ると、やはりかつて行き違い設備があった痕跡が残っています。不自然に空いているホームの片側は線路を撤去した跡ですな。

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 現在の構内は単線上の1面1線。普通列車のほかに特定日運転の「奥出雲おろち」号も停車します。
<当駅→出雲八代駅間の踏切施設>
・(31k570m)当駅
31.5km
・(未確認)宮の下踏切
・(未確認)才ケ市踏切
・(36k251m)中村踏切
・(未確認)谷踏切
・(未確認)八代踏切
・(37k420m)出雲八代駅
37.4km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@木次線
上り:日登駅■6.7km
下り:出雲八代駅■5.9km

※訪問日:2006年12月26日