
北海道旅客鉄道株式会社 旭川支社
下士別駅W43北海道士別市下士別町
士別駅管理の無人駅
※2021年3月21日で営業終了、閉駅しました

国道40号線(名寄国道)と並行して走る線路上の田畑が多い付近に設けられた元仮乗降場の無人駅です。

一見すると物置かと勘違いしたくなるこの構造物ですが、これは立派な駅待合室です。横引きのサッシ型扉は鉄道駅の待合室では少々珍しいです。

その扉には赤十字の会員プレートが…明らかに誰かの家で使っていた扉が用途不要となって駅の待合室扉へ転用されたパターンなんでしょう、これ。

建物の内部はこちら。椅子部分に敷き詰められた座布団に地域の温か味を覚えます。天井を見ると照明器具が一般家庭住宅でよく見られる電灯。紐を引くと灯りが点灯するタイプの器具が設置された鉄道駅は全国を見渡しても当駅ぐらいでしょう。

停車列車は少なく、当駅を通る普通列車(快速を除く)の名寄方面の場合で8本中5本しか当駅には停車する列車がありませんが、後述する国道40号線沿いを走る道北バスがあり、列車本数が少ないことを
補っています。

線路の向こう側から見た当駅の様子です。プラットホームは板張りではなくプレキャストコンクリートと呼ばれるタイル状っぽいものが敷き詰めてあります。

ホームと地上を結ぶスロープもコンクリートパネルを敷いたものとなっています。自転車置き場が屋根付きで設置されていますが平日昼間の訪問時で1台も駐輪されていません。

駅の周りは田畑が多く、駅寄りも道路中心に発展してきた下士別エリアであることがよくわかります。

10時台の列車が行ってしまうと次の名寄行きは15時台まで停車列車は無いので、列車を見送ったときの開放感と不安感は半端ありません。


構内は単線上の1面1線。前述の通り普通列車であっても通過列車が設定されていて、停車する列車は極めて少ないです。

宗谷線に平行している国道40号線は右に名寄方面、左に士別方面を結んでいます。

標識を真っ直ぐ進むと朱鞠内まで34キロとの標識が…といっても真っ直ぐ朱鞠内まで繋がっているわけではなく、途中別の道道を経由して朱鞠内付近へアクセスすることが出来るというのですが、風連町からの道道729号線は出来れば冬季には走行したくないだろうなぁ。

士別市の主要バス停は士別市特産のサフォーク羊をモチーフにしたデザインの待合所が設置されています。

当駅が近いバス停は士別軌道も道北バスも「42線」と言う名称になっています。

急行便と普通便がいずれも停車し、列車に比べれば利便性はかなり高いです。

ちなみに当駅の隣にある踏切は「42線」といいます。
<当駅→多寄駅間の踏切施設>隣の駅@宗谷線
・(58k340m)当駅58.3km
・(58k370m)42線踏切
・(58k927m)41線踏切踏切
・(未確認)40線踏切
・(未確認)39線踏切
・(未確認)38線踏切
・(未確認)37線踏切
・(61k690m)多寄駅61.7km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:士別駅W424.4km
下り:多寄駅W443.4km
※訪問日:2017年6月8日