shinanokawashima
東日本旅客鉄道株式会社 長野支社
信濃川島駅長野県上伊那郡辰野町大字上島1061番地
辰野駅管理の無人駅

  


 平成27(2015)年1月訪問時の様子です 
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 2015年訪問時に撮影した白地駅名標です。

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 本州ではあまり見かけないスタイルの待合室を持つ駅です。道央付近でよく見かける無人駅っぽいつくりですね。

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 待ち合い室内は椅子がありますが、この待合室は少々ホームから離れていて、ここで悠長に列車待ちをしていると乗り遅れてしまう可能性があるので注意です。

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 待ち合い室内には町内の公衆無料有線電話が設置されていたようですが、いつのまに電話機が撤去されていて、電話を置く台のみが残されています。その台の上には訪問者が自由に記録を残せる「駅ノート」が置かれています。

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 そのほか、時刻表と運賃表と「信濃川島駅をご利用の皆様へ」と題したお願いが掲示されていました。

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 トイレは駅舎の手前に別棟で設置があります。

 で、冒頭に「ここで悠長に列車待ちをしていると乗り遅れる」と書きましたが、その理由がこれ↓
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 駅舎が乗り場から離れているのです。駅舎から乗り場までは階段を降り、線路をくぐって、さらに階段を登らなくてはなりません。
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 当駅は1990年台後半に片側のホームが撤去されて現在のように棒線化されています。その際、駅舎から見て手前側の線路が撤去されてしまい、向こう側のホームが生き残ったために現在のような駅舎から不便な乗り場がクローズアップされてしまう格好になってしまいました。

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 待合室はホーム上にもあるので、列車待ちは駅舎側ではなくこちら側でなら列車乗り遅れのリスクは軽減されるでしょうが、この待合室も列車が停車する場所からは少し離れています。

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 当駅には通常の白地の駅名標の他に長野支社によくある絵入り駅名標がありますが、なぜか白地の駅名標と並んで設置してあります。
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 これではまるで片側の駅名標が偽者で、もう片側の駅名標が正式なものだという感じさえしなくもありませんが、実際は両方とも正式な駅名標です。

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 構内は単線上の1面1線。複線でもなければ列車行き違いもできない棒線駅は東京~名古屋間の中央線の駅では唯一の存在です。

 なお、当駅の周囲に「川島」という地名は無く、当駅の駅名は「横」と「上」を掛け合わせて名付けられた折衷案型の名称とのことです。
<当駅→小野駅間の踏切施設>
・(220k890m)当駅
224.2km
・(221k158m)横川踏切
・(221k998m)雨沢踏切
・(223k061m)しだれ栗踏切
・(223k248m)一本松踏切
・(m)豊倉踏切
・(m)神明踏切
・(m)駒沢下踏切
・(m)駒沢踏切
・(224k770m)小野駅
228.2km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@中央線
東行方面:辰野駅■4.3km
西行方面:小野駅■4.0km

※訪問日:2015年1月2日,2022年11月13日(予定)